妊娠7~10週ごろ、産婦人科に検診に行くと「次回までに母子手帳をもらってきてください」と言われます。

『でも、母子手帳ってどこでもらえるの?』

『もらうために必要なものは?』

と心配になるお母さんの為に、母子手帳のアレコレをお教えします。

母子健康手帳

母子手帳は、正式名称「母子健康手帳」と言い、お母さんと赤ちゃんの健康や成長を記録しておくための手帳です。

妊娠中は妊婦検診の結果や胎児の様子を。

出産時には日時や分娩の様子を。

出産後は赤ちゃんの検診や成長、予防接種の受けた種類と日付を。

赤ちゃんが小学校に入学するまで多くの成長を記録し、その後も長く活用していくことになります。

特に一人目のお母さんにとっては、妊娠中の注意事項や赤ちゃんの成長についての記載を読んだり、いざという時の連絡先が書いてあったりと、読むと勉強になるページもありますよ。

長期間使う手帳ですが、病院や検診会場であちらこちら回覧されたり、赤ちゃんのおもちゃになってしまう場合もよくあり、できればカバーをかけて保護しておくといつでも気持ちよく使う事ができます。

母子手帳カバーは様々なデザインや材質のものが市販されていますし、なかには頑張って自作したというお母さんもいらっしゃいます。エコー写真や検査結果を母子手帳と一緒に保管できるようポケットがついているなど工夫された実用的なカバーもあり、どんなカバーをかけるか選んでいるだけでなんだか楽しくなってしまいそうです。

母子手帳はどこでもらえるの?

お住まいの自治体の役所窓口でもらえます。役所や支所、出張所のほか、保健所でもらえる場合もあります。

この時「妊娠届出書」という書類が必要になるのですが、地域により産院で渡される場合と、役所の窓口においてあり自分で記入する場合があります。自分で記入する場合は、住所氏名のほか、妊娠週数、出産予定日、診断を受けた医療機関名などを記載する場合が多いので、しっかり確認していくと良いでしょう。

また、必要な持ち物も自治体によって変わってきます。

身分証明書などは不要な場合もあれば、医療機関の診察券の確認が必要といった場合もありますので、インターネットで自治体のホームページを検索したり、電話で問い合わせて必要なものを確認してください。

自治体によっては、パパママ教室やマタニティ相談といった講座と母子手帳の交付をセットで行っているところもあり、その場合には交付のみの自治体よりも時間がかかりますのでそのつもりで予定を立てる必要があります。

母子手帳を交付される妊娠7~10週頃は、多くの妊婦さんがつわりのピークを迎える時期でもあります。

つわりがひどかったり、切迫流産で安静指示をされているなど、とても妊婦さん本人は窓口まで行けないという場合には、代理人による発行や郵送での発行に対応してくれる自治体もありますので、あわせて確認してみてください。

利用期間中に引っ越しをしたらどうなるの?

母子手帳を使う期間は、妊娠中から考えると7年以上。その間にお引っ越しをされるという方も珍しくはないはずです。

引っ越しをした場合でも、母子手帳は最初にもらったものをそのまま継続して使えますので安心してください。妊婦検診受診票など、受診料を助成する書類は、引っ越した際には転居先の自治体のものに交換する手続きが必要になります。

母子手帳をうっかりなくしてしまった場合は、再発行してもらえる事が多いので諦めずに自治体に問い合わせを。
ただし、妊婦検診受診票は再発行してもらえない場合がほとんどです。
その場合、高額の自腹支払いになってしまいますので、受診票はなくさないよう気を付けてください。

母子手帳に書いておきたい事

母子手帳には、様々な記録を書くページがあります。

特に、予防接種と、赤ちゃんがこの行動をいつ頃できるようになったかという成長の記録のページは、事前に確認しておき忘れずに記入しておく事をおすすめします。

なかには「面倒くさい・・・」と思われるお母さんもいらっしゃるでしょうが、予防接種と成長の記録は、検診や幼稚園保育園入園など事あるごとに書類への記入を求められます。

その時に母子手帳に書いてあれば書き写すだけで済みますが、うっかり書き忘れた項目があると「いつだっけ?」と思い悩む事になってしまいます。

また、できればお父さんお母さんの「その時の気持ち」を書いておきましょう。

小学校で「母子手帳を見て、自分の成長の記録を作る」というような授業がある場合も多く、あまりにも記入が少ないとお子さんがショックを受ける場合があるようです。

また、なかには「反抗期に見返して、子供の反抗を乗り切った」というお母さんも。

小さな「できた」に一喜一憂した赤ちゃん時代を思い返すと、大きく育ったお子さんの生意気な反抗も「私がトイレに行くだけで、お母さんがいないって泣きべそ描いていたあの子がね」などと、広い心で許せるかもしれません。