今や、マンゴーは夏に食べたい果物と代表として、不動の地位を確立しています。その深い甘みとねっとりとした食感は、他に類のない濃厚な果肉感を味わえる果物と言っても決して過言ではありません。その上、マンゴーには女性に嬉しい健康・美容効果がいっぱいだと言うのですから、人気の理由も頷けますね。

そこで今日は、マンゴーの驚くべき効能と、冷凍マンゴーの知られざる効果についてご紹介いたします。

マンゴーの健康効果

婦人病の予防

マンゴーに含まれる女性ホルモンのバランスを保つ作用のある栄養素は、女性ならではの冷え性や肩こり、月経痛や更年期障害の症状の改善を促す作用があります。

月経や更年期など、女性の身体に起こる変化は女性ホルモンによって影響されてきますが、マンゴーにはビタミンCやビタミンB6が豊富に含まれており、月経前症候群や月経時の倦怠感やイライラを和らげる働きがあります。

経血が多い場合も、ビタミンCが毛細血管に働きかけ、出血量を抑制する効果が期待できます。

また、更年期には火照りや精神不安など特有の症状が現れますが、マンゴーに含まれるビタミンB1やビタミンE、銅や亜鉛と言ったミネラルが症状の改善に役立ちます。

月経痛などでイライラして寝られない夜には、塩をひとふりかけたマンゴーを食べると、ビタミンB1による精神安定作用から安眠効果が期待できると言われています。

便秘

マンゴーには、腸を整えてくれる食物繊維や消化を助ける消化酵素が豊富に含まれているため、辛い便秘の症状を緩和してくれる作用があります。

そのまま冷やして食べる際には、消化酵素の働きを助ける作用のあるレモン汁を振りかけると、腸内環境を整える意味ではより一層効果が期待できます。

免疫力のUP

マンゴーに含まれるβカロテンやビタミンCには免疫力を高める効果があります。

βカロテンは必要に応じてビタミンAとなり、体内の細胞を保護したり活性酸素を抑制させ、免疫力を向上させる働きがあります。免疫力を高めることで得られる効能は、風邪やインフルエンザなどの感染病からの予防です。

特に、風邪のひき始めなどは、マンゴーを食べることで症状の緩和が期待できます。

眼の老化防止

マンゴーの色素成分であるゼアキサンチンは、眼の老化を防ぐと共に視力の低下を防ぎます。またマンゴーに含まれるビタミンAも、視力の低下を抑えたり、夜盲症や眼精疲労の予防に働きかけます。

生活習慣病の予防

マンゴーに含まれるカリウムやビタミンB6には生活習慣病を予防する作用があります。

カリウムには、ナトリウムの排せつを促す作用があるため、高血圧や脳梗塞、心筋梗塞の予防に効果があります。ビタミンB6には、血液をサラサラにしてくれる働きがあり、血糖の維持にも効果的です。

また、マンゴーに含まれるβカロテンは必要に応じて抗酸化物質であるビタミンAに転換されますが、これは活性酸素を除去したり細胞の老化を抑える効果があるため、癌や糖尿病、動脈硬化を防ぐ効果があります。

妊婦に嬉しい作用

マンゴーにはビタミンB群の一種である葉酸が豊富に含まれていますが、葉酸は女性にとって身体の内側からサポートしてくれる強い味方です。

葉酸は別名造血のビタミンと呼ばれるだけあって、新しい赤血球を作る働きがあるので、日頃から貧血気味の女性は鉄分と共に葉酸の摂取が推奨されています。

また、葉酸は造血作用だけでなく、妊娠によるむくみや赤ちゃんの発育不全も改善させる働きがあるため、妊婦さんは積極的に葉酸を摂るように心がけましょう。

マンゴーの美肌効果

マンゴーには健康効果だけではなく、アンチエイジング作用の高い美肌効果も期待できます。

マンゴーに含まれるβカロテンには、体内で必要なだけビタミンAに変換されますが、ビタミンAには皮膚粘膜を保護したり肌荒れを予防する作用があります。

他にも抗酸化作用のあるビタミンCやビタミンEも多く含まれており、こちらはコラーゲンの生成を行い、シミやシワを予防改善が期待できます。

さらには、肌の新陳代謝を促す亜鉛や、活性酸素を抑制して皮膚の弾力を保つ作用の銅などと言ったミネラルも豊富に含んでいるため、肌のターンオーバーを促し紫外線によるダメージから肌を守ってくれます。

また、マンゴーにあるカリウムの働きには、老廃物のデトックスを促すことによる腸内環境の改善ができるため、ダイエット効果やむくみ防止が期待できます。

冷凍マンゴー

マンゴーのような濃厚な甘みが特徴の果物は、冷凍することで冷蔵とは違ったほど良い甘さと酸味が楽しめます。

気になる冷凍後の栄養素についても、イギリスのチェスター大学によると「あらゆる果物において、冷凍された果物の方がビタミンCや抗酸化物質が多く含まれていることが分かった」と言った結果や、アメリカの食品医薬品局によると「生鮮食品とその冷凍品の栄養価は同等であり、むしろ冷凍品の方が長期間栄養を保つ」と言った驚くべき結果が出ています。

マンゴーに関しても、冷凍することで果肉の細胞膜が破壊されて栄養成分がより吸収しやすくなるといったメリットも分かっています。

また、それ以外にも、マンゴーには脳細胞の死滅を抑える認知症の予防効果がありますが、冷凍するとその効果がより高まることも分かっています

認知症の予防を意識したマンゴーの摂り方としては、一日の内で脳が疲れやすい時間帯である15時のおやつとしてが最適です。

冷凍保存のコツ

マンゴーを冷凍する場合は、皮をむいて種を取り除き、一口大の大きさにカットしてから冷凍するようにしましょう。

その際、冷凍焼けを避けるためにも、なるたけ空気を入れないようにラップで包んだ後、フリーザーパックに入れて冷凍庫に保管することをおすすめします。

冷凍マンゴーの賞味期限は1カ月から2カ月程度ですので、パックに保存日を書いておくと便利です。解凍して食べる際は、半解凍のままフルーツシャーベットとして、またはグリーンスムージーとして葉野菜や他の果物と一緒に摂っても美味しく頂けます。

編集後記

少しずつ使うなら、始めから冷凍してあるマンゴーがあると便利です。