女性は生理周期に合わせ、体調や体の変化を感じる人も多いと思います。特に生理前や生理中、いつもよりもお腹がすくと感じたことはありませんか?だからと言って思いのままに食べてしまっては健康にも悪いですよね。

今回は生理前と生理中にお腹がすくワケと、食べ過ぎ防止のポイントをご紹介します。太りたくないなぁ、と思っている人もぜひ参考にしてみてくださいね。

生理前にお腹がすくのは当たり前?!

生理前とは、厳密にいうと排卵後の黄体期のことで、生理前の約10日間のことを指します。卵巣ホルモンの変化としては黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌量が増えて、妊娠に向けて体を整え始める状態です。栄養と脂肪を蓄えようと、身体が食べ物を欲した状態になります。黄体ホルモンの分泌量が多いと、個人差はありますが精神的に不安定となりイライラするようになり、ストレス解消のためについお菓子を多めに食べてしまうという人も。お腹がすくと感じるよりも、精神を安定させるために食べるといったケースも多いようです。

生理直前から生理中にかけては、卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌量が減っていきます。この卵胞ホルモンは分泌量が多いと、体調がよく心もお肌も安定しますが、逆に少ないと体調が悪くなったり感情の動きにも大きく影響します。生理前から生理中にかけて、自律神経が乱れがちになることで自分をコントロールすることが難しくなり、暴飲暴食に繋がってしまうのです。

生理中はお腹がすく人とお腹がすかない人に分かれる?

生理中はお腹がすくという人とお腹がすかないという人に分かれるというデータがあります。割合として6割の人が食欲旺盛となり、4割の人が食欲減退に。体質によっても感じ方に差があることが分かります。

お腹がすくと感じる人は、ホルモンバランスが崩れている影響で食欲のコントロールが上手くできないことが原因だと考えられます。その感じ方も極端で、「いつもよりも少し多めに食べたい」と感じるよりも「常に食べていたい」「ジャンクフードが食べたくて仕方なくなる」「食欲を我慢できない」と強い食への欲求を感じる人が強いようです。

またお腹がすかないという人は、体調が悪いことからお腹がすくという余裕がないと感じる人が多いのでしょう。生理中は、妊娠せずに不要となった子宮内膜が剥がれ落ちて出血している状態です。子宮を収縮させ、血液と共に粘膜を体外に押し出す働きをするプロスタグランジンという成分が分泌されています。このプロスタグランジンは骨盤の血行を悪くして腹痛や腰痛が起こる原因になるとも言われ、お腹がすかない一因とも考えられます。

異常にお腹がすく!そんな時は…

生理前と生理中にお腹がすく、という人はついつい甘いものや自分の好きなものを食べてしまいがちです。食べても食べても食欲がおさまらない、という人は偏った食生活がしばらく続いてしまうことになり、健康にも良くありませんよね。

お腹がすくと感じたら、健康的で腹持ちの良いものを積極的に摂りいれるようにしましょう。例えば食物繊維が豊富な食べ物。ゴボウなどの根菜類、サツマイモも良いですね。ちなみに私の場合、生理前や生理中にお腹がすいてどうしようもない時は、インスタントのコーンスープにおからパウダーを振りかけたものをおやつにしています。おからパウダーはおからを乾燥させたもので、大さじ1程度でも水分を含めば75gのおからを食べたことになり、満腹になるのでとてもお勧めです。またナッツ類も食べごたえがあり、少量でも満足感が得られます。ナッツ類は食欲がない人にもお勧めで、豊富に含まれているビタミンEが血液の流れを良くし、生理痛を和らげる効果もあります。

また食事で多く取りたい栄養素はビタミンB6。サケやさんま、マグロなどの魚類に多く含まれており、食欲を抑える作用があります。また収縮した子宮を緩める効果もあり、ぜひ摂りたい栄養素の一つです。

多く食べるなら健康に良いものを楽しく食べよう

食べてもお腹がすく、ずっと食べていたい、そんな欲求を抑えるということはとても大変なものです。もしどうしてもたくさん食べたいという気持ちを抑えられないなら、健康に良いものをお腹いっぱい食べましょう。もしそれで体重が一時的に増えたとしても、お腹がすくという欲求も一時的なものですから大丈夫。健康に良いものなら、そのまま急激に体重増加することはありません。生理が終われば気持ちも落ち着いてきますので、食欲も元に戻るはずです。

またもう一つアドバイスをするなら、食事はゆっくり楽しんで食べてください。テレビを見ながらやスマホをいじりながら食べると、お腹はいっぱいになっていても何だか物足りないと感じるものです。こんな時だからこそ、お気に入りの食器で彩りよく、一口一口を味わって食べてみましょう。お菓子も袋からそのまま食べるのではなく、きちんとお皿に移してお気に入りの飲み物と一緒に食べれば、ちょっぴり幸せな気持ちになりますよね。これは生理前や生理中でなくてもぜひ実践してほしいことです。食べ過ぎを押さえて、太りづらい食生活になるはずですよ。

まとめ

生理前や生理中はストレスを感じやすい時期なので、あまり考えすぎないことが大切です。お腹がすくという欲求を感じたら、無理をしない程度に体にやさしいものを適度に食べるようにしましょう。