赤ちゃんは泣くのが仕事とは言え、ず~っと何時間も泣かれた日にはさすがに参ってしまいますよね。おむつやミルクも問題ないし、熱があるわけでもないのに、ただただ泣き続ける赤ちゃんにもうお手上げです。

 

 

でも赤ちゃんにだって、泣きやまないのには何か理由があるんですよ、実は。

そこで今日は、何をしても赤ちゃんが泣きやまない場合の原因と対処法をご紹介いたします。

まだお腹がすいている

赤ちゃんは、その日の体調や運動量によって食欲が変化することをご存じでしょうか。

特に、離乳食を始めたばかりの赤ちゃんは、母乳やミルクが足りていないことがよくあります。

ママとしては、与え過ぎも良くないと育児書に書かれた量を守る気持ちも分かりますが、それが赤ちゃんにとって少ないと感じている場合もあるのです。

基本的に、離乳食を食べた後の母乳やミルクの量は、特に制限が無いと言われており、その日の運動量によっても増減は可能ですので、離乳食後にまだお腹がすいて泣きやまない時には、母乳やミルクの量を追加してみましょう。

赤ちゃんがお腹をすかせている時の泣き方の特徴は、大声で激しく泣いたかと思ったら急に穏やかになったりの繰り返し、泣く時はリズミカルに「おぎゃーおぎゃー」と泣くことが多いです

また、穏やかになっている時の赤ちゃんの口元がちゅぱちゅぱと動いていたり、指を口に入れた時に吸いついてくる場合は、空腹で泣いていると思ってまず間違いないでしょう

このような仕草をしていたら、とりあえずミルクを好きなだけ飲ませてあげるか、果物や赤ちゃん用のお菓子などの間食を与えることも効果的です。

蒸れたおむつによるお尻事情

汚れたおむつをはいている赤ちゃんは、その冷たくて気持ち悪い感触から不快で泣いてしまうことは、皆さんよくご存じだと思います。

ですが、おむつにうんちやオシッコをしていなくても、おむつの中は新陳代謝の激しい赤ちゃんの汗で常に蒸れた状態になっているのです。

そのため、薄くて柔らかい赤ちゃんの肌は、ふやけてお尻が痒くなってしまうこともあるのです。

しかも、ただでさえ刺激に敏感になっている赤ちゃんのお尻にうんちの雑菌やオシッコのアンモニアが加わることで、かぶれた痒みがいずれ痛みに変わってくるといったケースも多く見られます。

ちなみに、おむつが蒸れてお尻が気持ちが悪い時は、泣きやんだと思ったらまた急に思い出したように泣くと言った特徴がありますが、お尻に痒みや痛みを伴う場合は休まずに激しく泣き続ける場合もあります

最近の紙おむつは吸湿性に優れていることもあり、サラリとした感触を長時間保つことができますが、実際おむつの中は汗やオシッコで蒸れています。

あまり汚れていないからと、蒸れたままのお尻をそのままにしておくと、それはおむつかぶれの原因にもなってきます。

赤ちゃんのお尻を清潔に保つ上でも、泣いたらまずはおむつをチェックし、たとえ汚れていなくてもシャワーで流すかお湯で絞ったタオルで拭いてあげましょう。

その際、自然な風やドライヤーなどできちんとお尻を乾かしてあげると、汗疹やおむつかぶれの防止につながります。

身体に不調を感じている

お腹もいっぱいでおむつも変えた、抱っこしたりあやしてるのにそれでも泣き止まない場合は、赤ちゃんの体調をよく観察してみましょう。

赤ちゃんは、どこかが痛い時は力を振り絞るように激しく泣き、目は閉じた状態でしかめ面になり、同時に両足をあげるなどの特徴があります

顔や唇の血色が悪かったり、あざや傷の有無なども確認して、激しい泣き方が30分以上続く場合はなんらかの異常が考えられますので、迅速に受診することをおすすめします。

また、お腹が張っていたり、おならやゲップを我慢している時は、唸るような声で泣いたり、両足を曲げて縮ませる姿勢を取ったりします。

授乳後は縦抱きにするなどしてゲップを促したり、うんちが溜まっている場合は入浴後のマッサージや綿棒による浣腸などで便秘の改善を図ってあげましょう。

また、風邪が原因の体調不良の場合は、前駆症状として発熱する30分ほど前から泣き続ける場合があります。

もし発熱していなくても、鼻水が出ていたり耳を痛がって泣く時は風邪の可能性もありますので、こちらも速やかに小児科に行くよう心がけましょう。

疲れているのに眠れない

大人でも疲れている時に寝つけなかったり、寝起きが辛い時は不機嫌になるものです。

ましてや、赤ちゃんは大人が思っているほど、寝るのが上手なわけではありません。

どんなに疲れていてもうまく寝れないことが不快感となって、泣き始める赤ちゃんも多くいるのです。

眠たいけど眠れない寝ぐずり状態の赤ちゃんは、ママの身体や布団に顔をこすりつけてあくびをするように泣くと言った特徴があります

そんな時は、赤ちゃんの心を落ち着かせてあげるためにも、添い寝しながら手をつないだり、タオルで身体を包んであげると良いでしょう。

泣いてるからと言って、抱っこしながらゆらゆら揺らすと返って刺激を与えてしまうので、ベッドなどの平らな場所に寝かせることをおすすめします。

決まった時間の黄昏泣き

別名「夕方泣き」とも呼ばれる黄昏泣きは、生後6週間から4か月あたりの赤ちゃんに起こる現象です。

大抵決まった時間から泣き始めるのが特徴で、激しくぎゃん泣きする子もいれば、シクシクとぐずるように泣く赤ちゃんもいます

これは、特に決まった理由はないのですが、赤ちゃんの精神的不安による要素が大きいと言われています

10か月過ごした胎内環境からの変化や、交感神経や副交感神経の切り替えがうまくできないことや、寂しさやストレスにも関係しているのだとか。

これは赤ちゃんの成長過程の一環として受け入れて、いつかは止んでくれる黄昏泣きに付き合う覚悟も必要ですね。

黄昏泣きの対処法としてはいくつかありますが、泣いてる赤ちゃんの環境をガラッと変えてみることは大変効果的です

外の空気は鎮静作用もあるので散歩やドライブに出かけたり、入浴は心も身体もリフレッシュができるので、どうぞ試してみてください。

本来なら夕方は家事で忙しい時間帯ですが、黄昏泣きの時期は夕飯の買い物や仕込みは早めに済ませるなどして、ママも極力ストレスを溜めないようにしていきましょう。