やっと寝てくれたと思った途端にお目めがパチリ。

ママの早く寝てほしいと思う気持ちを知ってか知らずか、そんなときの赤ちゃんはちっとも寝てくれないものですよね。

そこで今日は、赤ちゃんが質の良い睡眠を得られるために必要な豆知識や、寝かしつけのコツをいくつかご紹介いたします。

赤ちゃんの眠る時間は個人差がある

アメリカの小児科学会による新生児を対象とした夜間の睡眠時間の調査では、赤ちゃんの中には6時間しか眠らない子もいれば13時間以上寝続ける子もいるなど、赤ちゃんの睡眠時間にはかなりの個人差があると報告されています。

とは言え、夜間に6時間しか眠らない子はお昼寝をすることでトータルの睡眠時間を補っていることもあり、たとえ睡眠時間が6時間であってもさほど心配はないこともわかっています。

しかし、一般的に成長ホルモンが分泌される生後4カ月頃までには、夜間に睡眠時間を多く取るようにすることが大変重要であり、ゴールデンタイムと呼ばれる22時から2時は身体や神経系の成長を促すホルモンの分泌が最も多いことから、この時間帯には子供がしっかりと熟睡できるようにサポートしてあげることが必要であると言われています。

寝かしつけの基本は、赤ちゃんの生活リズムを整えること

寝かしつけを成功させるポイントは、まずは赤ちゃんの生活環境のリズムを整えてあげることです。

「決まった時間に起きて朝日を浴びる」「夜寝るときは部屋を暗くして眠りにつきやすい環境を作ってあげる」ことが、まずは第一のステップとも言えます。

最初の内は赤ちゃんもリズムをつかむのが難しいと思いますが、「おはよう」の挨拶から始まりミルクや着替え、お散歩やお風呂など、毎日の習慣を身体に覚えさせてあげると、赤ちゃんは「外が暗くなって、部屋も薄暗くなったら眠る」ことを自然と意識できるようになります。

リズムが整うまでは、毎晩同じ時間に同じ布団で寝るようにして、できれば添い寝も同じ人が担当すると良いでしょう。

上手に寝かしつけるときのコツ

①寝る前はお腹を満たしてあげる

赤ちゃんは、お腹がすいていたり、おっぱいを途中で離されたときは、不安になって泣いてしまいます。

新生児期の赤ちゃんにはミルクの制限も特に決まっていないため、夜間の就寝前はおっぱいやミルクをたっぷり飲ませて、お腹を満たしてあげましょう。

②音楽を聴かせる

モーツァルトやバッハ、ビートルズの音楽から得られる1/fゆらぎという揺れは、リラックス効果があるため赤ちゃんを心地よい眠りへと誘ってくれます。

音楽以外にも、雨音やさざ波、電車の音など、日常から聞こえる音にも1/fゆらぎはあるので、ママも楽しみながら1/fゆらぎを探してみましょう。

ちなみに、音楽を聴かせる際は、大きな音ではなく耳を澄ませば聞こえるくらいの小さめの音が最適だと言われています。

③深い眠りの邪魔をしない

眠りにつく前には必ずおむつを交換して、お尻をサラサラな状態にしておきましょう。

赤ちゃんはお尻が濡れる不快感から目を覚ますことが多いため、普段は布おむつを使用している場合は、夜間の就寝時のみ紙おむつにすることもおすすめです。

④母乳の匂いを近くに置く

赤ちゃんはママのおっぱいの匂いが大好きです。

寝かしつけの際、近くにママの服や母乳をしみ込ませたガーゼなどを置いておくと安心して眠りにつくことがあります。

ただし、布が顔にかからないように枕元に入れるなどしてください。

⑤おくるみで身体を包む

赤ちゃんをおくるみで包んで、ママのお腹にいたような感覚にしてあげると安心して眠ってくれます。

その際は、両足を蛙のように曲げた状態のまま、優しく包んでください。

両足を伸ばしたままで包むと、股関節脱臼になる可能性もあるので、注意が必要です。

⑥絵本を読みながら

赤ちゃんは、本の内容はわからずとも、ママの声を聞きながら寝ることで安心できます。

本の読み聞かせは、今後の情操教育においても大変重要ですので、今の内から始めるのも効果的です。

⑦スキンシップしながら

ママの温かい手で身体をマッサージされながらの添い寝は、リラックス効果が高まります。

ベビーマッサージは、夜泣きや便秘の改善にも効果があると言われていますので、ぜひ試してください。

また、赤ちゃんの背中やお尻を優しくトントンすることも、お腹にいたときのリズムと似ているため、安眠効果が得られます。

⑧横向きで寝かせてあげよう

赤ちゃんは、ママのお腹にいたときと同じ横向き姿勢で眠ると落ち着くと言われています。

また、抱っこの姿勢に近い状態にしてあげることで、赤ちゃんは安心感が得られると言います。

ベビーラックやバウンサーなどを使って、足を曲げてくるんと丸まった状態にしてあげることも効果的です。

その際、何かの拍子でうつぶせにならないように、タオルやクッションで位置を固定してあげると安心です。

⑨頭を先に下ろす着地方法

赤ちゃんを抱っこしながら寝かしつけた際、ベッドや布団に赤ちゃんを下ろしますよね。

その際は、背中やお尻から下ろさずに、頭から先に下ろすことをおすすめします。

赤ちゃんはお尻や背中を支えてもらうことで安心を得ているため、先にお尻からママの手が離れると不安で起きてしまうことがあります。

コツとしては、背中を優しくトントンしながらゆっくりと頭から下ろしていきますが、赤ちゃんを布団に置いてもしばらくは背中やお尻の下にある手をそのままにしておくことがポイントです。

完全に赤ちゃんが寝たら、ゆっくり手を引くとより効果的です。

まとめ

今日、ご紹介した寝かしつけのコツは1度や2度行うのではなく、継続して行っていくことが成功のカギを握っていると言っても過言ではありません。

寝かしつけの方法を毎回同じにすることで、赤ちゃんが無意識の内に睡眠の体制に入れるようにサポートしていきましょう。

また、赤ちゃんの中には、良く寝る子もいれば全然寝てくれない子もいますが、それも個性と受け入れることも時には必要です。

まずは、ママが心を穏やかにして赤ちゃんを安心してあげることが大切ですので、多少の家事は次の日に後回しするくらいがちょうど良いのかもしれませんね。