ここ最近、テレビなどでよく耳にする「ママ友カースト」。お子さんを持つ女性ならば、ママ友との付き合いはある程度避けて通れませんよね。そんなママ友付き合いの中で、知らない間に力の優劣関係、序列が出来上がっているというのです。自然に友達になったわけではなく、子供同士に何らかの接点があるからお付き合いをしているだけの存在であるママ友。そんなママ友カーストのせいで、自分はおろか子供まで不快な思いをするのはくだらないことでしょう。

今回は、ママ友カーストについて知ることで、うまく避けられるようになりましょう。

ママ友カーストとは?

子供が同じ保育園や学校、もしくは習い事の場合、行事やイベント、送り迎えなどでママ友になる人が増えていきます。主な目的は、情報交換でしょう。保護者会という名目の場合もありますし、そういうわけではなくて自然に寄り集まっている場合もあります。

ママ友

女性が集まると、少なからず序列のようなものが出来上がるのは、うすうす誰もが気付いているでしょう。

子供のための付き合いのはずが、いつしか中心的なママがいて、その人の発言は絶対ということになってくる。それだけでなく、低ランクだと思われたママは、何となく無視されたり輪の中に入れないという疎外感を味わうことになるのです。

カーストの序列を決める要素はいくつもあります。中でも夫の職業、自分の働き方から決まる生活水準が中心的な判断基準となっているようです。高層マンションの近所の公園でママ友になったという場合、そのマンションかどうか、しかも高層階の住人かどうかというだけでもカーストが出来上がったりします。問題なのは、これらを理由として勝手に序列を作り、下のママを見下しているということです。

カーストへの影響が大きい「夫の職業」

具体的に、夫の職業によってどのようにカースト内の地位が決まるのか見てみましょう。最高位に就くのが、大病院の院長や医者の奥様など、ステータスが高く、一般的にお金持ちと思われる人達です。次いで、よく知られた大企業の管理職、そして一般社員。一般的にはあまり知られていない企業のサラリーマン、地元の工場で働く作業員などの場合、下位にランク付けされがちなようです。

夫の職業は、収入に直結するため、生活のレベルを左右します。もちろん見栄を張っている人もいるでしょうけれど、ママ友の中で比べると明らかに持ち物がブランド物だったり新品だったりすることから推測されます。その上、さりげなく夫の勤め先などを聞きだされるとカースト内で勝手に格付けされることになります。中堅や上位に入れば良いですが、下位に見られることになると余計な劣等感を味わうことになるようです。

どこに住んでいるかも序列に影響

住んでいるところも、序列を決める要素になります。賃貸アパートより分譲マンション、低層階より高層階と、上位にランク付けされるでしょう。初めて会った頃には秘密にしていても、次第に「遊びに行ってもいい?」という話になると、どうしても気付かれてしまうものです。新築で購入したマンションなんかだとより顕著に、どの階層がいくらだったのかがバレバレなもの。よりお金のかかっているところに住んでいるほど、カースト内のランクが上位となるようです。

初めて会ったときから、だいたい同じくらいの生活水準そうなママ達と仲良くなっていけば良いのですが、タイミングによっては自分だけ途中参加となることもありますよね。そんなときにビクビクしてしまうかもしれません。しかし、そもそも「自分の友達を作る」わけではなく、「子供のために」ママ友付き合いをしているはずですよね。無理に居心地の悪いところで我慢する必要はありませんし、それが子供に良い影響を及ぼすとも思えないでしょう。

ママ友カーストはくだらないとわかっていても

他にも子供本人の成績の良さ、ママのキャリアなどによってもカーストの序列は複雑に決まってきます。こういったママ友カーストは、「くだらない」とわかっていても、「子供のためになるなら」と思って我慢してしまう人も多いものです。

はじめからママ友カーストに巻き込まれないためには、いくつか心得ておくことがあります。

まず、むやみにママ友を作ろうとしないことです。本当に必要な情報であれば、自分で調べれば何でもだいたいわかる時代です。ママ友達によるウワサは当てにならなかったり、「案ずるより生むがやすし」ということもたくさんあります。確かにご近所さんにとって常識でも自分にとっては見知らぬこともあるかもしれません。でも、ウワサよりも、例えば受験する学校に直接電話したり、病院に足を運んで見に行ってみたりすれば良いのです。

そして、行きたくない食事会はキッパリ断ってしまえば良いのです。毎月予算を決めて暮らしているのに、行きたくない食事会に行って予算オーバーするなんてナンセンスです。必要経費と思えて、生活に支障がないのなら構いませんが、そうでないママだってたくさんいるはずです。勇気を出してはっきりと断ってしまえば良いのです。

また、カーストの序列を決める要素である生活水準についても、自分が満足して暮らしているのなら、それに誇りを持てば良いのです。これは、ブランド物に価値を感じるタイプかそうでないかということにも似ています。お金を持っている人達が幸せとは限りませんし、精神的に充足しているなら収入が少なくたって良いのです。