産まれたばかりの新生児期の赤ちゃんは小さくてふにゃふにゃで、とてもじゃないけどこの子を連れてお出掛けなんてできない!と思っていたお母さんも多いはず。

けれど、1カ月程たって赤ちゃんの体が少しずつしっかりしてきて、お母さんの産後の疲れもだんだん取れてきたころ、そろそろ外の世界を見せたくなってきます。

生後1カ月の赤ちゃんには、1カ月検診やお宮参りなど、お出掛けのチャンスがいくつかあります。準備を万端にして、楽しんで出掛けましょう。

赤ちゃんとの外出は、まずはお散歩から

新生児期が終わる生後1カ月くらいから、だんだんと外気浴を始めましょう

窓を開けて外の空気を取り込み、暑さ寒さに慣れていきます。外気浴に慣れたら、お散歩です。いきなり遠出するのは、赤ちゃんにもお母さんにもハードです。まずは家の周辺をぐるりとするだけでも、生まれたばかりの赤ちゃんにとっては新鮮な体験です。

だんだんと距離を長くしていって、生後2~3カ月くらいには子育て支援センターなどに遊びに行ってみましょう。

子ども専用の施設ならおむつ替えや授乳の設備も整っていて安心ですし、先生方もあたたかく迎えてくれます。

子育て支援の一環として、0歳児向けの講座やサークルも行われていますので、利用してみましょう。お母さんのリフレッシュになりますし、同じ年齢の赤ちゃんを持つママ友づくりにも最適の場です。

近所のスーパーなどへの買い物は、なるべく混み合う時間帯を避けて出掛けましょう。あれもこれもと買って帰り道が大変にならないよう、また、短時間で済むよう、買うものをリストにしておくと便利です。通路が狭かったり段差があるお店では、ベビーカーよりも抱っこひもが便利です。

また、デパートなど人の多いところは、首の据わった4カ月以降からが望ましいです。

赤ちゃんの「疲れ」は、どれだけ運動したかではなく、どれだけ人の顔を見たか、だと言います。不特定多数の人が集まる商業施設は、情報量が多く、赤ちゃんにとってはとても疲れる場所です。連日出掛けるようなことは避けましょう。

赤ちゃんの服装や持ち物は?

何のために、どこに、何で出かけるのかにもよりますが、基本的に赤ちゃんの服装は脱ぎ着しやすい服を重ね着させるのがいいでしょう。

新生児は体温調節が上手ではないので、気温に合わせて服を調節してあげる必要があります。外を長く移動する場合は、夏でも紫外線予防や虫よけのために薄手の長そでが基本です。

お母さんの服装は、動きやすい服がいちばんです。

特に靴はヒールの高いものは避けて、赤ちゃんを抱いているときに転ぶことのないようにしましょう。

持ち物は、おむつとおしりふき、ミルクの場合は哺乳瓶、母乳の場合は授乳ケープ、まだうんちがゆるく汚すことも多いので、着替えも1~2組必要です。
さらに汚れ物を入れるビニール袋、ガーゼやタオルがあると良いでしょう。

ベビーカーで出かける場合も、ぐずったときに抱っこをしてあげると落ち着いて泣き止むことが多いので、長く抱っこができるよう抱っこひもがあると安心です。

初めてのお出掛けのチャンス、1カ月検診

里帰り出産をしているお母さんは、1カ月検診をしてから帰宅する人が少なくないと思います。その場合、赤ちゃんとお母さんで出掛ける初めての場所は、1カ月検診のための産婦人科という人も多いでしょう。

意外に時間がかかることもあり、おむつやミルクなど荷物も多いので、できれば付き添いがいてくれると安心ですが、いなくてもお母さんがトイレに行く間や同時に行われることの多い産後検診の間などは、看護師さんが赤ちゃんを見ていてくれるので心配いりません。待ち時間が長いこともありますので、抱っこひもやクーファンがあると便利です。

また、病院の中は暖房や冷房が効きすぎている場合がありますので、暑さ寒さの調節ができるような服を用意するといいでしょう。

赤ちゃん連れのお出掛けは、家を出る前に授乳や急なおむつ替えがあったり、むずがって泣き止まずなかなか車に乗せられなかったりと、予想外のハプニングが多いものです。慌てないで済むように、準備は前日に終わらせ、時間に余裕を持って行動しましょう。

お宮参りは天候次第でOK

一般的に、お宮参りは男児31日、女児33日と、生後1カ月くらいに行われることが多いのですが、暑さ寒さの厳しい時期はずらして行われることも珍しくなくなってきました。

それでも新生児のうちに行われることが多い行事です。親族が遠方に住んでいる場合など、赤ちゃんの初めての顔合わせになる家庭もあるでしょう。

祈祷の予約やレストランの予約などもあり、時間と赤ちゃんの機嫌との兼ね合いが大変ですが、できる事前準備(おむつやミルクを多めに持って行く、暑さ寒さに対応できるようにする、レストランでは個室を取って赤ちゃんが泣いても他の人に気兼ねないようにする等)をしっかりして、多少予定通りに行かなくても気に病まず、できることはした、という余裕を持てるようにしましょう。

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お出掛けは「赤ちゃん優先」を心がけて

生まれて間もない新生児には、ちょっとしたお出掛けも大冒険です。

快適だったお部屋の中から外の世界に出て、汗をかいたり大きな音がしたり、お母さんやお父さん以外の声がしたりと、刺激がいっぱいです。赤ちゃんとのお出かけは無理のないスケジュールを組み、もしも体調が悪い場合は中止するつもりで、お母さんも赤ちゃんもゆったりとした気持ちで出来るようにしましょう。