運動系の習い事のなかで特に人気を誇る水泳。

体力づくりのため、幼稚園や小学校のプールで困らないようになど、始める理由はさまざまのようですが、いつ頃から始めるのがベストなのでしょうか?

水に慣れるためなら生後6カ月からOK!ベビースイミング

実は、まだ言葉も話せないような赤ちゃんでも水泳教室に通う事ができます。とはいっても、お子さんだけで水泳のレッスンという訳にはいきません。お母さんと一緒に、水に慣れる事、水に浮く事から遊びとして始めます。

欧米では、水難事故での生存率を高めるためにとはじめられたベビースイミング。

日本では、同じ水泳教室でお母さんがマタニティスイミングを受講していて、割引があったのでベビースイミングも始めたというケースも多い様子です。

赤ちゃんとお母さんが一緒に水のなかで遊ぶ事で親子のコミュニケーションにもなりますし、家にいる事の多い育児中の息抜きにもなり、赤ちゃんの体力づくり以外にお母さんのメリットも多いのです。

また、ベビースイミングの意外なメリットは、赤ちゃんが水を怖がらなくなるのでシャンプーが楽になる事!

お子さんのシャンプー嫌いや洗顔嫌いに四苦八苦する親御さんは多いと思いますが、水泳で顔や頭に水がかかることに慣れるとシャンプーも洗顔もへっちゃらになるのです。

とはいえ、水に強い恐怖心をもつ赤ちゃんも珍しくはありませんので、まずは無料体験等を利用して、赤ちゃんが水に馴染めそうか確認してから、無理なく始めましょう。

また、1歳未満の赤ちゃんはプールの後にしっかりと乾かして体温を戻してあげないと、風邪をひきやすくなってしまう場合もあるようです。大人とは違い「まだちょっと髪が濡れているけど、いいかな」というのはNGですので気を付けてください。

オリンピック選手が水泳を始めた年齢は?

ベビーから始めないと本格的に水泳が上達するのは無理かというと、そうではありません。オリンピックメダリストの北島康介選手は5歳の時に短期のスイミングスクールに友達と通ったのが水泳を始めたきっかけで、本格的に競技としてトップアスリートを目指しだしたのは高校生からだそうです。

リオオリンピックで5個ものメダルを獲得したマイケル・フェルプス選手は7歳から水泳を始めました。

習い事のなかでは比較的遅めに始めてもしっかりと上達できる水泳は、お子さん本人が興味を持った時が始めるタイミング。

小学生でも、「もう始めるには遅い」という事はありません。

上達を目指す場合も、持久力や忍耐力を身につけさせたい場合も、まずは無料体験教室等でお子さんの興味を促してあげましょう。お友達が通っている。兄弟や親せきが通っているという理由で始めるお子さんも多いですよ。

水泳を習うメリットは?

水泳を習うメリットは、どんなものがあるのでしょうか?

雨でも大丈夫!

スイミングスクールのプールは屋内プールですので、天候不順でレッスンがなくなるという事がありません。親御さんの予定もたてやすいですね。

バランスの良い筋力がつく

適度な負荷のかかる水中で左右均等に大きく体を動かす水泳は、筋力をバランスよく鍛えるのに最適です。

他の運動競技では片側だけを多く使う場合が殆どのため、成長期に練習しすぎると体に歪みがおきてしまう場合もありますが、水泳でしたら水の浮力により関節や骨に無理な力をかける事なく筋力をつけられますので、成長期のお子さんには最適の体力づくりと言えます。

瞬発力のために必要な筋肉、持久力のために必要な筋肉のどちらも鍛えられますので、日常生活や他の運動競技も有利になります。

また、背筋腹筋が鍛えられるので姿勢がよくなるというメリットもあります。

水圧により無理なく基礎体力が上がる!

水の中で動くだけでも体力は少しずつ鍛えられます。子供時代だけでなく将来まで役立つ基礎体力の高さを養える事は大きなメリットと言えるでしょう。

呼吸器が鍛えられ、心肺機能が向上する

ぜんそくのお子さんに水泳を習わせる親御さんも多いのは、ホコリやウイルスの心配の少ない高湿度の環境で心肺機能を鍛える事ができるから。ホコリやダニにアレルギーを持っているお子さんは体操教室は向きませんが、水泳でしたら大丈夫。

水泳を始めて風邪をひきにくくなった!学校を休む事が減った!というお子さんも多いようですが、それは水に入る事で皮膚に刺激が与えられ、体温調節が上手にできるようになったり自律神経の働きが高くなるためです。

運動音痴でも大丈夫!

チームプレイが必要な球技や、個人の運動神経が上達に大きく関わる体操と違い、水泳は運動が苦手なお子さんでも自分のペースで進められ、練習すれば一定レベルまできちんと上達できる競技です。

一度身につけたら一生無理なく続けられる水泳は、運動音痴なお子さんにこそ始めてほしい習い事です。

他の運動系教室と比べ、怪我の心配が少ない

球技や体操では、指導員やお子さん本人がどんなに注意していても、捻挫や骨折、転倒による擦り傷など怪我の可能性はなくなりません。比べて水泳はレッスン中の怪我がとても少ないため、安心して習わせる事ができます。

最後に

さまざまなメリットが多く、一度習えば大人になっても年配になっても続けられる水泳。

水中で自由に泳ぎ回る事で空間や図形の認識能力がアップして数学が得意になるという説まであり、東大生が通っていた習い事1位がスイミングスクールというのも頷けますね。

ぜひこの機会に、お子さんと一緒に水泳教室を体験してみては如何でしょう?