嫌がる赤ちゃんに無理やり何かをさせるのは心が痛みますが薬となれば話は別、嫌がっても病気や怪我を治すためどうしても飲ませなければいけません。

赤ちゃんへの薬は粉状かシロップであることが一般的ですので今回は粉薬やシロップの飲ませ方についてご紹介します。赤ちゃんに少しでも嫌な思いをさせないように薬を飲ませるにはどのような方法があるのでしょうか?

お友達の薬剤師さんに聞いたことをご紹介しますね。

あえてそのまま飲ませる

シロップに限りますが、赤ちゃんの薬は飲みやすいようにフルーツの味や香りがするなど工夫されて作られています。下手に何かと混ぜてしまうと成分に影響が出たり、赤ちゃんの苦手な味に変わってしまったりしてしまう恐れもあります。

まずは変に工夫をせずスプーンでそのまま流し込みましょう。

舌の上に薬を流し込むと味がわかり吐き出してしまう恐れがありますが、なるべく口の奥に流し入れることで味わわず反射的に飲み込みます。

薬そのままの味でどうしても飲んでくれなかった場合は、以下の4つの方法を試してみましょう。

スポイトを使って飲ませる

月齢の低い乳児の場合はスポイトを使って飲ませるのもオススメです。スポイトは本人の意思に関係なく薬を流し込めるので嫌がる赤ちゃんにも素早く薬を飲ませる事ができます。

スポイトを使って薬を飲ませる際の注意点は喉をつかないようにする事。スポイトの先端は尖っているので奥に押し込みすぎて喉を傷つけないよう注意してください。

舌の上に流し込むと薬の味を感じ吐き出してしまう恐れもあるので、頬の内側にそって流し込むと良いでしょう。薬を飲ませた後はスポイトをよく洗い乾燥させ雑菌がたまらないように注意してください。

ゼリーのオルブラート

そのまま飲ませることが出来なかった場合は、何かしらの工夫が必要になってきます。嫌がる赤ちゃんに薬を飲んでもらう為に食べ物に混ぜ薬の味を消すという方法あります。

ただし、どんな薬にも飲み合わせというものがあり、薬の種類によって混ぜると飲みやすくなる物や逆に苦味が増す物、副作用が出てしまう物がありますので必ず主治医に相談をしてから行ってください。

一般的にオススメな物は牛乳やココアなど酸味のない物、アイスクリームやチョコなどの味のはっきりしている物が飲みやすいようです。乳製品は酸味がなく混ぜやすいのですが、薬によっては一緒に服用すると効果がなくなってしまう場合もあるので、病院でこれもあらかじめ聞いておくと良いでしょう。

哺乳瓶の乳首を使う

哺乳瓶の先端の乳首の部分を取り外して飲ませる方法です。粉薬には不向きですが、予め甘い味付けがされているシロップ状の薬を飲ませる方法として有効です。

いきなり薬を飲ませるのではなくしばらく乳首のみで吸わせておき、その後でシロップを入れましょう。

哺乳瓶が好きな赤ちゃんには効果的な飲ませ方ですが中には吐き出してしまう子もいるので注意して下さい。余分に哺乳瓶がある場合は勢いよく飲めるように針やつまようじなどで乳首の穴を少し大きくしておくとスムーズでしょう。

薬に一工夫を加えて飲ませる

粉薬を練り薬にする方法は、小皿に粉薬と水を数滴入れ清潔な指、スプーンなどで混ぜ軽くまとまる位のテクスチャに仕上げます。これを赤ちゃんの口の中に塗るように与えます。薬を吐き出してしまわないようになるべく口内の奥の頬に塗ってあげます。

嫌がる赤ちゃんへのNGな薬の飲ませ方

嫌がる赤ちゃんへ薬を飲ます方法をご紹介してきましたが、絶対にNGな飲ませ方が2つあります。

NGな飲ませ方1

1つ目は食べ物に混ぜて飲ます際赤ちゃんが嫌いになっては困る食べ物には混ぜないという事です。

ジュースやアイスクリームなどに薬を混ぜて万が一口に合わず嫌いになったとしても何ら差し支えありませんが、ミルクやご飯に薬を混ぜ嫌いになられては困りますよね。薬と混ぜる食べ物は嫌いになっても生活に差し支えない物にしましょう。

NGな飲ませ方2

2つ目は薬を食べ物と混ぜて飲ませる場合、作りおきをしないようにしましょう。作ったものを放置することによって味が変わってしまったり、成分が変化してしまう恐れがあります。薬を何かと混ぜる場合は飲む直前に1回分の容量で作ることが原則です。

まとめ

嫌がる赤ちゃんへ薬を飲ませるのは至難の業。親としても子供の嫌がることを無理やりするのは気が引けますよね。

様々な薬の飲ませ方がありますが、一番大事なのは「薬=嫌な物」にしない事です

薬を飲んだら元気になれると覚えてもらうのが一番良いのですが月齢の低い赤ちゃんには理解できない場合がほとんどです。そんな場合は薬を飲んだらご褒美に好きなものを与える、とにかく褒めるなどお薬の時間に嫌なイメージをつけないようにて下さい。

冬場はインフルエンザが流行しやすいですが、大切な赤ちゃんが早く元気になれるよう頑張りましょう!