近年ゲームやパソコン、スマートフォンの普及などで、外で遊んだりキャンプなどアウトドアな体験をする機会が減ったのではないでしょうか?こんな時代だからこそ自然体験、キャンプの良さを見直してみましょう。アウトドア体験の一つであるキャンプが子供に与える嬉しい影響とは?詳しく解説していきます。

協調性が身につく

キャンプは子供一人ではできません。テントを張るにも、料理をするにも周りの人と協力しなければ進みません。仕事を分担しながらこなしていく事により協調性が自然と身についていきます。周りと協力して何かをする為にはコミュニケーションを上手くとる事も必要になってきます。周りとコミュニケーションをとりながら協力してキャンプをする事で子供の協調性が養われるのです。

家族間の絆が深まる

普段の生活の中ではしっかりと会話する機会は親と子が努力して作らなければ生まれません。キャンプでスマートフォンやゲームなどの電子機器から離れ、協力して様々な事を経験していく中で家族間の絆が深まります。例えばキャンプでカレーを作るという目標があるとします。コミュニケーションをとりながら協力し調理していく事で自然と会話が増え連帯感が生まれます。キャンプが終わっても思い出や経験の共有は絆を深めます。

トラブル回避能力が身につく

キャンプは自然相手なので突然雨が降ったり、風が強まったりと全て予定通りに行くとは限りません。こういったトラブルに直面しどうしたらいいか、別の方法はないかなどと試行錯誤する事で自然とトラブル回避能力や問題処理能力が身につきます。このトラブル回避能力や問題処理能力はいくら勉強しても自然と身につくものではなく経験が大事になってきます。

前頭葉が活性化する

前頭葉は体の司令塔の様な役割を担っています。運動や思考、意欲、創作性もこの前頭葉が司っています。この前頭葉を活性化させる効果的な動きが外を動き回る事。キャンプの様に自然の中で遊ぶ事は脳にも良い事なのです。

感受性が豊かになる

子供は元々感受性が豊かなので物事を覚えるのも早いですし直感や洞察力に優れています。大人の様に自分の考え方が確立してないからこそ視野が広く、脳でも様々なことを吸収できます。そんな貴重な幼少期に勉強や室内での活動のみではなく屋外での活動を取り入れることで感受性をより高めます。土や水に触れる、動物と触れ合う、木の匂いや景色、夜空の星に胸を打たれるなどの経験がそのままの脳への刺激となります。

自然や環境、命への関心が高まる

キャンプを通し自然と触れ合うことで自然や環境保護、命の大切さなどへの関心が高まります。川で泳いだ、木に登ったなど楽しい経験を知ると自然が好きになります。自然や環境の問題はただ言い聞かすだけでは何にもなりません。まずは自然を体験させ興味を持たせる事が重要です。また虫や動物と触れ合う事で命についての関心も高まります。虫を捕まえても強く握れば死んでしまうし、弱すぎると逃がしてしまう、知識がないと自分が怪我をする可能性だってある、そういった事は実際に経験しなければわかりません。キャンプなどの自然体験はそういった事への興味関心を引き起こします。

料理に興味を持つ

キャンプの面白さと言えば皆で協力して作った料理を食べる事ではないでしょうか。普段は家で手伝いをしない子供でもキャンプとあらば興味を持って手伝ってくれる可能性があります。火をおこし材料を下処理し、味をつけて仕上げている過程を見れば、普段何気なく食べている食事もこういう風に作っているんだと理解し、料理に興味を持つきっかけに繋がります。

自然体験が少ないとどうなる?

子供の頃の自然体験が少ないとどうなってしまうのでしょうか?自然に触れ合わず自宅でゲームやパソコンばかりしていると、そうでない子供達に比べ、他者との関わり合いが苦手で協調性がなく、問題を起こす大人になるという分析データがあるようです。また子供の頃の自然体験が豊富だった大人ほど年収が高い、本を読む機会が多いという傾向が見られるようです。全ての人に当てはまるわけではありませんが、子供の頃の自然体験は人生に好影響をもたらす傾向があるようです。

原体験を通し人間力を高める

この様にキャンプの様な自然体験を「原体験」と呼びます。キャンプを通し様々な経験をする事で勉強だけでは身につかない「人間力」が身につきます。IQの高い子供に育てる事も大切ですが、HQを高める事も成長していく上で重要です。このHQが人間力なのです。原体験は水の体験、石の体験、火の体験、草の体験、木の体験、土の体験、動物体験、ゼロ体験の8つに分けられます。キャンプはこの原体験が効率よく楽しみながら経験できるというメリットがあります。

最後に

このようにキャンプなどの自然体験は、子供にとって嬉しい影響をもたらすということがわかりました。大切なのは大人が一方的に教え、指導するのではなく子供が楽しみながら成長する手助けをする事。「好きこそ物の上手なれ」ということわざがありますが教育もまさにその通りで、子供がその事に興味関心を持ち、好きにならないと本当の成長には繋がりません。早速週末は家族でキャンプへ出かけてみてはいかがでしょうか?