四六時中泣く赤ちゃんのお世話に炊事や洗濯、お掃除と、ママにはやるべきことがたくさん。赤ちゃんとつねにいっしょというのは、本当に大変なことです。トイレにもゆっくり行けない、のんびりお風呂にも入れない、お茶を淹れる時間すらない……。

こんな生活が続いたら、ママは参ってしまいます。もしちょっとの間でいいから、赤ちゃんがおとなしく機嫌よくしていてくれたらと願ってしまうのも無理はありません。

そんなママの気持ちに応えてくれる手軽なアイテムが「バウンサー」なのです。

バウンサーとは

 

バウンサーとは聞き慣れない言葉かもしれませんが、自動あるいは手動で揺れるスウィング機能がついたベビーチェアのことです。リクライニング機能がついたものも多くあり、軽くて持ち運びも便利。赤ちゃんが揺られるうちに気持ちよくなってそのまま眠ってしまう……というハッピーなことも多いようです。

手軽でおしゃれでスタイリッシュ、機能性も十分。まさに現代版のゆりかごといえるでしょう。赤ちゃんが生まれたらぜひ揃えておきたいアイテムです。

バウンサーにはうれしいことがたくさん

バウンサーは安定感のあるしっかりとした骨組みと伸縮性のある布で支えられています。体を動かすと、自然な振動が起こって、ゆりかごのような役割も果たします。

赤ちゃんはママのお腹にいる時は自然な揺れを体験していました。バウンサーをその時の感覚をそのまま感じながら感情や反射神経・触覚を育んでいくのです。そして揺れを感じると安心して眠りにつくというわけなのです。

そのほかにもバウンサーにはうれしいことがたくさん。

    ・横になっている状態よりも視界が広がる
    ・自分で揺らすことで、満足感を味わえる
    ・持ち運びがラクなので、大好きなママとそばで多くの時間を過ごすことができる
    ・寝た状態よりも消化がよくなる

赤ちゃんがごきげんなことが何よりママにはハッピーですね。

バウンサーで寝かせていいのは何時間?

泣いてばかりでママを困らせていた赤ちゃんも、バウンサーに乗せてゆらゆら揺らしてあげると「あら不思議! よく寝てくれる~」という話をよく耳にします。バウンサーは寝かしつけのお助けマンで、一度使ったらなくてはならない存在になるでしょう。

では、バウンサーを日常的にベビーベッドがわりにしてもいいのでしょうか?

赤ちゃんをバウンサーに寝かせるのは1~2時間くらいまでにしましょう。バウンサーは自由に身動きできるものではありません。同じ体勢のままなので、血行不良や窒息の恐れがあるからです。

1~2時間程度バウンサーで赤ちゃんをそのまま寝かせるのは問題ないのですが、長時間の使用はやめましょう。夜寝るときなどはママと一緒の布団で横になって寝るのが一番です。

バウンサーを使うときに気をつけてほしいこと

ママにも赤ちゃんにもいいことがいっぱいのバウンサー。上手に使うために、気をつけたいポイントがいくつかあります。

使う時はママの近く

いくらゆ~らゆ~らが気持ちいいといっても、赤ちゃんは一人きりだったら、不安で大泣きをしてしまうことも。

置く場所は安全に

バウンサーは揺れても安定する仕組みにはなっていますが、下に物があったりしては、転倒する恐れもあります。また、もしもを考えて、回りに危険なものを置かないようにしましょう。

安全ベルトは必ず締める。

「ちょっと電話にでる時だけ」と思ってバウンサーにのせてベルトを付けないのはとっても危険。急いでいても時間がなくてもベルトはきちんとしめましょう。

バウンサーはあくまで一時的に赤ちゃんを乗せておくものです。基本的に「ちょっと○○したい時」だけに使うものという認識を持ちましょう。

バウンサーのデメリットとは?

実はバウンサーは便利な半面、使える期間が非常に限られているのです。

新生児から使えるバウンサーもありますが、だいたい生後9~10ヵ月ぐらいまでの期間です。ハイハイやつかまり立ちができるようになっていろいろ動き回れるようになると、バウンサーに乗ることはほとんどなくなってしまいます。

また、小さいお兄ちゃんやお姉ちゃんがいる場合、バウンサーを使うのはちょっと危険です。 赤ちゃんに限らず、小さい子どもは、揺れるものが大好き。赤ちゃんをあやしているつもりがブルンブルン大きく揺らしてしまったり、赤ちゃんごとひっくり返してしまう場合があるのです。

揺さぶられ症候群とバウンサーは関係あるの?

ママたちの中には、バウンサーを使うと「揺さぶられ症候群」になってしまわないかと心配する方がいるかもしれません。結論から言うと、普通に使っていれば、バウンサーが原因で「揺さぶられ症候群」になることはありません。

揺さぶられ症候群は、乳幼児を前後に激しく揺さぶった時や交通事故などで頭が揺さぶられ結果として、網膜出血や硬膜下血腫、またはクモ膜下血腫が引き起こされることをいいます。

バウンサーをいくら揺らしても普通はそのような状態にはなりません。揺さぶられ症候群は「頭だけ」が揺さぶられた時に発症するもので、バウンサーのように、「体全体」が揺さぶられた時に起こるものではないのです。

バウンサーの選び方

実際にバウンサーを選ぶ時には以下の点をチェックしておきましょう。

利便性

折りたためたり、持ち運びがラクラクなものだと便利です。

メンテナンス

布の部分を外して洗濯できるもののほうが衛星的。

機能面

揺する以外の機能があるか、またリクライニングが何段階かあると便利です。
また、何kgまでのせてOKかもみておきましょう。

バウンサーは使える期間が短いので、レンタルするというママも最近では増えています。
とりあえずレンタルして、気にいったら購入するというのも賢い方法ですね。

 

編集後記

写真の大人用バウンサーは、売り物ではありません。。。ベビー・キッズ&マタニティショー2015での展示物でした。