セスキ炭酸ソーダは汚れ落としとして最近注目されているものです。100円ショップなどでも簡単に入手できるので、使ってみてはいかかでしょうか。一般にはアルカリウォッシュといった名称で販売されていることも多いです。入浴剤の成分としても含まれているので、それほど特別といったものではありません。

重曹との違い

セスキ炭酸ソーダと似たものに重曹があります。こちらも同様に汚れ落としとしても利用できます。この2つはどこが違っているのでしょうか。同じ様な効果なのですが、汚れ落としの得意分野が少し違っているのです。

重曹が効果があるのは、軽い油汚れや鍋の焦げ付きといったものになります。セスキ炭酸ソーダの場合は、同じ油汚れでもかなりの油汚れでも効果があります。また、手垢などの皮脂汚れにも効果がありますし、血液などのたんぱく質の汚れにも効果があるのです。

成分自体は同じようなものなのですが、汚れに対する効果の範囲が異なっているので、状況に応じて使い分けることで掃除が楽になるということになりますよね。セスキ炭酸ソーダのほうがアルカリ性が強めになっているので、簡単に言えば、セスキ炭酸ソーダは重曹の強化版と考えてもよいかもしれません。

セスキ炭酸ソーダ水を作ってみよう

実際に掃除で使用するには、その粉末のままというわけにはいきませんから、その使い方としては、まずはセスキ炭酸ソーダ水を作ることから始めます。作り方や使い方は包装に書いてありますが、水500ccに対してセスキ炭酸ソーダを5g加えます。小さじ1杯ということになります。

500ccくらいのペットボトルを使用するといいかもしれません。その後の使用を考えるとスプレー式の容器に入れておけばよいでしょう。また、ペットボトルに取り付けることのできるスプレーのヘッドも販売されているので、こういったものを利用すると便利かもしれませんね。ただし、どのペットボトルにも合うわけではないので、いくつか試してみるといいかもしれません。

もちろん、スプレーでなくても、ペットボトル等の容器のままで使用することもできるので、必要と感じなければスプレーは必要ありません。

実際に掃除をしてみよう

まずは簡単にホコリの積もったところを掃除してみましょう。乾いたタオルを用意して、そのタオルにセスキ炭酸ソーダ水をつけます。少し付ければいいでしょう。スプレー式であれば、シュッシュッと少し吹き付けるだけでいいです。そのタオルでホコリの積もったところを拭いていきます。

汚れの度合いによっては、強くこする必要もなく、簡単に汚れが落ちます。しかも、拭いた箇所はサラサラになるので、後で拭き取るといった手間もかかりません。特に洗剤などを使うと汚れは落ちてもあとの拭き取りが大変ということがよくありますよね。

では、キッチンなどの油汚れなどのひどいところではどうでしょうか。さすがにタオルに少し付けてさっと拭き取るだけ。というわけにはいきません。セスキ炭酸ソーダ水を吹き付けてそれを拭き取ります。乾いたタオルでいいですし、キッチンペーパーなどでもよいでしょう。ティッシュペーパーでも拭き取れますが、湿るとボロボロになってしまうので避けたほうがよいでしょう。こういった使い方をする場合を考えると、スプレー式のボトルに入れておくと使い勝手がよくなります。

油汚れのひどいところではどうでしょうか。これもどうように、汚れの箇所にセスキ炭酸ソーダ水を吹き付けます。ただし、ここでしばらくそのまま放置しておきます。そのあと拭き取ることできれいになります。窓ガラスなども簡単にきれいになります。最近は喫煙される方も少なくなっていますが、タバコのヤニなどもこれできれいにすることができます。

また、手垢などにも効果が高いので、テレビのリモコンなどにも使用できますし、照明のスイッチのパネル、また家庭用ゲーム機のコントローラーといったように幅広い場所で利用することができます。ただし、使用する場所によってはキズが入ってしまうこともあるので、キッチンペーパーなどを使用する際には少し湿らせた状態で使用するのがよいでしょう。

注意しておきたいところ

どんなところでも汚れの落とせる便利なセスキ炭酸ソーダ水ですが、注意しておきたい点もあります。それは、使用する箇所の素材です。表面の素材によっては色が変わってしまったり、染みになったりすることもあります。アルミ製のものや、大理石、また木材などでは注意が必要です。

このセスキ炭酸ソーダ水はどんな汚れにも効果があるわけではありません。泥汚れにはあまり効果がありません。キッチン周りの油汚れには強いのですが、不思議と機械の油には効果がないのです。

また、このセスキ炭酸ソーダ水がアルカリ性であるということから、たんぱく質を溶かす効果があります。ですから、そういった汚れには強いのですが、素手で扱うと手荒れを起こすこともあります。そのため、ゴム手袋を使用した方がいいかもしれませんね。

もし皮膚についてぬるぬるしているようであれば、酸性のもので中和するのがよいでしょう。キッチンにある酢は酸性ですから、これで中和することができます。中和したあとは水でしっかりと洗い流しておきましょう。

保管時にはふたはしっかりと閉めておくことも大切です。セスキ炭酸ソーダ水は湿気を吸うと固まってしまうことがあるからです。

最後に

もちろん、名前はおいしそうな炭酸ソーダ水ですが、飲んではいけません。