大切なわが子のために、ファーストプレゼントとして子供用の銀行印鑑を作る親が増えているようです。

子供にお金がかかる時代だからこそ、お金の管理は大切です。大事な学費の積み立てなど、将来有効的に使いたいお金をきちんと残してあげるのも親の愛情です。

そんな時、子供のために作った印鑑で子供名義の銀行通帳を用意するのも、親ができる楽しみの一つではないでしょうか。

親子共通の銀行印鑑を持つデメリット

後に必要な改印手続き


子供の銀行口座を開設する際、管理が楽だと言う理由から親子で同じ印鑑を使っている人も多いと思いますが、銀行印鑑を共有するのはあまりおすすめできません。

その理由に、印鑑紛失の場合や将来子供に通帳を渡す場合のデメリットが挙げられます。共有の銀行印鑑を紛失すると親と子の両方の通帳に対して改印手続きをしなければならなかったり、大きくなった子供に通帳を託す場合にもどちらかが届け出印を変更する必要が出てきます。

銀行破たんや親の不幸が突然起きた場合の恐れ

万が一、銀行が破たんしてしまった場合、名義が違っても銀行印鑑が同じと言う理由で、複数口座を一つにまとめる「名寄せ」の対象になり、金額によっては預金の一部が戻らないと言ったケースも考えられます。

また、突然親の不幸が起きた場合も、子供のお金として管理している通帳が親の資産とみなされ、それらが相続税の対象になる可能性もあります。

子供用の銀行印鑑はどんなものが良いのか

基本的に大人と同じ印鑑であり、特別何かが違うと言う訳ではありません。あくまでも子供用としてかわいいキャラクターや図柄を入れたり、一生ものとして長く使ってもらうために高級素材で作る印鑑も大変人気なのだとか。

また、個性豊かな印鑑が希望であればデザイン性に富んだ字体のものにしたり、女のお子さんは結婚後も使えるようにと名字を入れない印鑑にしたりと、好みに合わせて作ることが可能です。

銀行印鑑にまつわるエトセトラ

銀行印鑑は、ゴム印やシャチハタ印以外であれば、ほとんどの印材が使用できます。費用は印材によって変わりますが、本柘植などの安価なものから象牙や黒水牛などの高級素材まで幅広くお選びいただけます。

サイズは、子供用として小さく作ることもできますが、いずれ成長することも考えて最初から大人用サイズを作る人が多いようです。

一般的な印鑑のサイズとしては、男性が13.5ミリから15.0ミリ、女性が12.0ミリから15.0ミリとなっていますが、最近では男女ともコンパクトサイズに人気が高まっている傾向があるようです。

書かれる書体は、篆書体(てんしょ)や印相体(いんそう)が偽造されにくいとして、よく選ばれています。彫られる文字は、名字のみの縦書きが主流でしたが、最近では「お金が縦に流れていかないように」と名字のみ横書きで作る人も増えているそうです

人気のある印材

本柘植(ほんつげ)

一般的な印材として人気の高い本柘植は、木材の中でも硬い性質を持ち、値段も手ごろなことから日本では古くからクシや工芸品の素材として愛用されてきました。

手に馴染(なじ)みやすい優しい手触りも、木の質感ならではといったところでしょうか。

柘植の中でも、薩摩本柘植は高級品と言われており、木目がきれいで長年使っていてもあまり変化しないと言った特徴があります。硬度も粘りもあるので細かな彫刻にも適しており、個性あふれる図柄の印鑑にも最適な印材です。

素材が木材ということもあり乾燥や湿気を嫌いますので、経年劣化をふせぐためにも保管場所には注意が必要です。

黒水牛(黒水牛)

黒水牛は水牛の角を加工したものであり、値段とのバランスが良いことから印鑑として人気の高い印材です。

印材としての耐久性にも優れており、漆黒の黒光りするボディは美しく高級感がたちこめています。

中でも、角の先端部分を使用した「芯持ち」と呼ばれる部分は、最も強く粘り気のある良質素材だと言われています。

朱肉にも馴染(なじ)みやすくきれいな印影を捺すことができるので、実印や銀行印鑑に向いています。

牛角(うしのつの)

牛角は牛の角を加工した印材ですあり、上品な飴色といった透明感のある美しい色合いが特徴です。

黒水牛と同じ牛の角材ということもあり、硬く粘りがあり耐久性に優れています。

天然印材であることから一本ずつ色合いや風味が異なり、色によって牛角白や牛角色と呼び名が変わりますが、茶色の斑の無い牛角白は取れる数が少なく希少価値が高いとされています。

牛角は乾燥に弱く、ひび割れや変形の恐れがあるので保管場所には細心の注意が必要です。

メンテナンス時にオリーブオイルや椿オイルをしみ込ませることで劣化を防ぐことができます。

象牙(ぞうげ)

言わずと知れた高級印材である象牙は、印鑑の王様とも呼ばれており、手で彫れる天然印材としては最も彫刻捺印に適していると言われています。

象牙は、硬く緻密な質感のため、繊細な彫刻にも対応でき、きれいな陰影を残すことができます。温度や湿度の変化にも影響をあまり受けないので、一生ものとして長期間使用することができます。

また、象牙のランクとして、輪切りにした時に年輪の中央に目が詰まっているものがより上質であると言われています。
注意点があるとすれば、その材質が「欠けやすい」と言ったところでしょうか。

硬く緻密であるがために、その分弾力性に乏しく、通常使う分には問題はありませんが大きな衝撃には注意が必要です。

ちなみに象牙の輸入は停止されていますので、現在では輸入停止前に取引されていた象牙と、1999年と2009年の輸入解禁年に流通された象牙が販売されています。

宝石

天然石が印材である宝石印鑑は、石の持つパワーが幸運をもたらせてくれるとあって、女性に人気の印鑑です。

水晶や琥珀に翡翠など、華やかな見た目と石の持つパワーで、縁起物の良い贈り物としてもぴったりな一品です。

石の種類によって授かる幸運やパワーが変わってくるので、送る人の願いや想いを込められるのも良いですね。

チタン

強い耐久性とシンプルでスタイリッシュな雰囲気の印鑑と言えば、チタン印鑑です。

軽い質感で錆びにくく、そのくせ重厚感もあり強度にも優れているとあって、幅広い世代から評価も高く人気です。

また、人の身体に優しいノンアレルギー素材ということも、利用者の満足度が高い理由にもなっています。

最後に

いかがでしたか。印鑑と言っても、今は送る人の気持ちを重視した個性溢れるものがたくさんあります。わが子の健康や成長に願いを込めて、あなたも最高の銀行印鑑をお子さまに送ってみてはいかがでしょうか。


娘2人のために作成した印鑑♪
苗字は変わる可能性があるので、ずっと使えるように下の名前で作成しました。

作成したハンコヤさんはこちら

子供の口座を開設する時に必要だったもの

用意したもの
・身分証明書
子供 ・身分証明書

・病院の診察券

・登録用印鑑