ホーローのおまるをご存じですか?

おまるというとプラスチック製のアヒルちゃんやキャラクターの絵がついたものというイメージをお持ちの方も多いでしょうが、近年ホーロー製のシンプルでオシャレなおまるが注目を集めています。

なぜホーローおまるが人気なの?

ホーローおまるは、メーカーにもよりますが大きなティーカップやバケツのような形をしています。キャラクター物がほとんどで派手な色のプラスチックおまると違い、シンプルな内装のお部屋でも雰囲気を壊さずに置いておける所が人気のようです。

また、ホーロー製ですので、見た目にも清潔感があり、酸やアルカリ、熱にも強く、漂白剤やアルコール消毒だけでなく熱湯消毒もできるところや、汚れが落としやすく臭いがつきにくいため、長期間清潔感を保ったまま使えるところもメリットです。

キャラクターもののおまるは赤ちゃんのおまる卒業後は邪魔になるだけですが、ホーローおまるでしたらきれいに洗って衣類のつけ置き洗い用にしたり、植木鉢カバー代わりになど、最後まで活用できるところも魅力ですね。

ホーローおまるで、おむつなし育児

ホーローおまると同時にじわりと浸透しはじめているのが、おむつなし育児です

トイレトレーニング前の赤ちゃんのおむつをはずしてしまい、おまるで排泄してもらおうという育児法です。

「そんなの、家じゅうがおしっことうんちだらけになるんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、最初は例えば「起きた直後」や「おっぱいを飲んでいる時」「お風呂の前」といった、赤ちゃんが排泄しやすいタイミングを見計らっておむつを外し、おまるに座らせてあげるところからなので、粗相は多くありません。

首が据わる前の小さい赤ちゃんでも、しっかり支えてあげればトライできます。

最初のうちは、おまるで偶然おしっこやうんちがでたら「しーしーでたね」「うんうんでたね」等と赤ちゃんを褒めてコミュニケーションをとりましょう。何度か繰り返していくうちに、赤ちゃん自身も排泄の感覚が身についてきて、モジモジする、おしりやおまるを触るなど、排泄をしたがっているサインを出してくれるようになります。

「しーしー」や「うんうん」の掛け声を覚えて、掛け声で排泄をしてくれるようになる赤ちゃんもいるようです。

私たちはなんとなく「赤ちゃんは必ずおむつで排泄するもの」という思い込みがありますが、おむつでの排泄は実際おこなってみるとかなり気持ちが悪いもの。
赤ちゃんも、おまるやトイレで排泄するほうが気持ちが良いのは「おむつを外した途端におしっこ噴射された!」といったエピソードが多い事でもお分かりになるでしょう。

赤ちゃんも、自分が気持ちの良い事は覚えてくれやすいのです。

おまるでの排泄に慣れてきたら、お母さんに余裕がある時に、床が汚れても良いように準備をして、赤ちゃんのおむつを外して遊ばせてみてください。もちろん、近くにおまるはスタンバイし、お母さんも一緒にすごします。赤ちゃんの排泄サインが分かって、おまるに誘導できたら、お母さんの勝ちですよ。

おむつなし育児は、トイレトレーニングではありません。

成功させようと躍起になるのではなく、お母さんの気持ちと時間に余裕がある時に、ゲーム感覚で赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しんで下さい。

ホーローが汚れた時の対処

ホーローは汚れがこびりつきにくい性質ですので普段のお手入れは軽くせっけんで洗い、気になる方はアルコールや除菌スプレーをして乾かしておく程度で十分ですが、うっかり長時間放置してしまったり、長い期間にわたって使っていると、着色汚れが残ってしまう場合があります。

そんな時には漂白剤で漂白すると、新品同様にきれいになります。

とはいっても、ホーローに塩素系漂白剤はサビの原因にもなりますので使用できません。

衣類用の酸素系漂白剤を使うのがお勧めです。

ホーローおまるに少なめの水と酸素系漂白剤を入れ、コンロにかけて弱火で温めます。お湯が沸騰すると泡がかなりでますので、吹きこぼれないよう、くれぐれも少なめに。

また、ホーロー製品を強火で加熱すると、うわぐすりが割れたり、火が当たった部分が黒く焦げてしまうことがあります。底に火が当たらないくらいの火力で加熱してください。泡が十分にでたら火をとめて、しばらく置いておきます。その後、柔らかい布やスポンジでこすると、着色汚れはすっかりきれいになっているはずです。

この時、メラミンスポンジなど研磨効果のあるものでこすると、汚れはきれいになりますが、表面に細かい傷がついてしまいますので、おすすめできません。細かい傷があると、ホーロー特有の光沢感がなくなってしまうほか、以降の使用で着色汚れが残りやすくなってしまいます。

最後に

ホーロー製品は適切に使えば長く美しい状態を保てます。綺麗にお手入れして、長く愛用してください。