あなたは廃油をどうやって捨てていますか?唐揚げや天ぷらなど、たくさん揚げた後の油は捨て時が分からなかったり処理に困ってしまいますよね。今回は主婦として是非知っておきたい、油の捨て時の見分け方と正しい捨て方、さらに廃油の意外な活用法をご紹介したいと思います。是非参考にしてみてくださいね。

そもそも油っていつ捨てればいいの?

揚げ物は誰もが好きなメインのおかず。でもその揚げ油はどれくらい使えるものなのか、いつ捨てればいいのか判断に迷うことが多いのではないでしょうか。揚げ油の捨て時というのはその使用状況や保存方法によっても若干異なってきます。油が汚れないように揚げる順番を考えておくのがおススメ。最初は揚げカスが出ないメニューの順に、素揚げ、次に天ぷら、最後に揚げ物にすれば油は長持ちします。大体目安として3、4回揚げたら捨てると考えておくと良いでしょう。

一度使った油はそのまま放置しておくと酸化し、劣化します。古い油を使い続けると、トランス脂肪酸が増えるともいわれ体によくありません。使った油はそのままコンロに置いておくのはNG。空気と光にさらされるほど劣化のスピードが速くなるため、使い終わったらきれいにこしてオイルポットなどで保存するようにします。大体2週間から長くても1カ月以内には使い切るようにしましょう。

劣化した油の見分け方にはポイントがあります。まずは色。鍋の底が見えないほど濃い色になったら捨て時です。悪くなると揚げている時の感覚も変わってきます。油がドロッとし、消えにくい細かい泡が多くなったり、煙が出る様になったら油が悪くなった証拠。このような油で揚げた揚げ物は味や風味が良くありません。

廃油は絶対に排水溝に流しちゃダメ!

廃油をそのまま排水溝に流している人はいないとは思いますが、もし「少しならいっか!」と考えている人がいたらその危険性を知っておいてください。

排水溝から流れた油は冷えると排水管の内側にくっつき固まります。排水管が頻繁に詰まる場合は、付着した油が原因であるケースが非常に多いのです。そして排水管を無事に流れて下水処理施設まで到達しても、水に油が多く含まれていることで処理機能の低下につながります。そしてその油が万が一川や油に流れ出てしまうと、油の酸化と共に水に含まれる酸素が減少。川や海で暮らす生物に大きな影響を及ぼし、巡り巡って水と共に暮らす私たちも安心して生活出来なくなってしまうのです。油をきちんと正しい捨て方で処理をすることが、油を使う私たちの最低限のマナーです。

知っておきたい正しい捨て方

油の捨て方として簡単なのは市販されている凝固剤を使うこと。これであれば固まった油をそのまま捨てればOKなのでとても手軽です。

また凝固剤を買わなくても身近なものを使えば捨てることができます。油が多く残っている時におススメの方法は、牛乳パックを使った捨て方です。牛乳パックは中を洗い水で少し湿らせた新聞や布を詰めておきます。冷めた油を牛乳パックに注ぎ、テープで口をしっかりをふさげばOKです。もし少量の油なら牛乳パックではなく、ビニール袋でも代用できます。

注意するべきことは、中に入れる新聞や布は必ず濡らしておくこと。これをしないで気温が高い場所に置いておくと、自然発火してしまう可能性があるため危険です。処理をしたら日があたらない場所に置き、早めに捨てるようにしましょう。また処理をする際は必ず油が冷めてから行うこと。やけどや発火の危険性もあり、ビニールは熱さで溶けてしまいます。油漏れを防ぐために、使用する牛乳パックや袋は穴が開いていないかどうか確認しておきましょう。

オシャレでエコな廃油活用方法

廃油を捨てるのではなく活用していく考え方もあります。お勧めなのが「廃油アロマキャンドル」です。「廃油の色や匂いが気になりそう…」と思った方、そんなことはありません。クオリティが高いキャンドルが出来ることにちょっとビックリするはずです。

材料

  • 廃油…100ml
  • 油凝固剤…表示されている使用量×1,5倍~2倍
  • クレヨン
  • 耐熱の器や空き瓶
  • タコ糸
  • 割りばし
  • アロマオイル…10滴ほど

作り方

  1. 廃油はこし、揚げカスを取り除いておく。
  2. フライパンで廃油を温め、刻んだクレヨンを入れ溶かす。
  3. 油凝固剤を入れ、少し冷めたらアロマオイルを垂らし混ぜる。
  4. 油を器や空き瓶に流し入れ、割りばしに固定したタコ糸を垂らす。
  5. 冷えて固まったら出来上がり!

もし油凝固剤が無ければ、廃油100mlに対しロウ30gを混ぜれば作ることができます。またクレヨンと一緒に油が熱いうちにアロマオイルを入れてしまうと、香りが飛んでしまうので60度くらいまで冷ましてから入れましょう。アロマオイルではなく、余った香水を入れても良い香りを楽しめます。

器の選び方でもキャンドルの雰囲気が変わります。ジャムのビンは可愛らしくおススメ。100円均一などで売っているシリコン製のカップに入れて作れば型から外しやすく、型は何度も使えます。

アロマオイルと色の雰囲気を合わせるのも良いでしょう。甘い香りならピンクやオレンジ、植物の香りなら緑を取り入れるといいですね。型に流し込んで少し固まった後に他の色を入れれば綺麗な層になります。

廃油の捨て方、活用法を知っていただけましたか?環境にやさしい配慮を心がけ、美味しい揚げ物料理を楽しんでくださいね!