生まれてからずっと家で過ごしていた赤ちゃんも、生後三か月から五か月頃には首も据わり始め、徐々に外出する機会も増えていきます。

「早くいろんな所にお出かけしたい!」と、その日を待ち遠しく思っているママもきっと多いことでしょう。また、「そろそろ仕事復帰するから、保育園に預けなきゃ」と考える育休ママも入園準備に大忙しですね。

そんなママの想いとは裏腹に、突然ある時から急に哺乳瓶を嫌がる赤ちゃんが結構いるってことをご存知でしたか。そんな哺乳瓶で飲まない拒否対策に関して、ご紹介していきたいと思います。

哺乳瓶で飲めないと生じるデメリット

自分で体温調節が出来ない赤ちゃんは、大人に比べて熱中症になりやすいので特に注意が必要です。屋内屋外を問わず、周囲の温度が上昇すれば赤ちゃんの体温も上がる危険性があり、脱水症状を防ぐためにもマメに水分補給をしないといけません。

しかし、まだストローが使えない上に哺乳瓶さえも嫌がる赤ちゃんは、水分を取らせるにも一苦労です。基本的に、母乳だけでも乳児の水分補給はできますが、外出時など屋外で授乳することが難しい場合に備えて、哺乳瓶での水分補給をできるようにしておくと良いですね。

哺乳瓶を急に嫌がる理由

一説によると、赤ちゃんが急に哺乳瓶を嫌がる理由には、本能が大きく関係しているそうです。赤ちゃんは生まれて数か月も経つと、おっぱいとゴムやシリコンで出来た乳首の違いが分かるようになると言われています。

本物のおっぱいに比べ、人口乳首のにおいや感触が苦手だったり形が気に入らなかったり、ミルク自体の味やにおいが嫌いな赤ちゃんもいるのです。また、母乳とミルクの混合の場合、どちらかを嫌いになる傾向が高いことも分かっています。

哺乳瓶を嫌がる時期

赤ちゃんが哺乳瓶を嫌がる時期は、生後一ヶ月から三ヶ月を過ぎた頃が多いと言われています。

少しずつ自我が芽生えるその頃から、おっぱいと人口乳首の感覚の違いが分かるようになるのです。これも子供の成長の一環と喜びたい所ですが、保育園やおばあちゃんに預ける時に、赤ちゃんが哺乳瓶でミルクを飲んでくれないのは本当に困りますね。

哺乳瓶嫌いを治す7つの方法

個人差がありますので、ベストな拒否対策を見つけてくださいね♪

対策1:哺乳瓶自体を変えてみる

せっかく出産準備時期に揃えた哺乳瓶ですが、この際思い切ってメーカーや商品毎変えてみるのも1つの手です。

現在、国内ではたくさんの種類の商品が売られており、ゴムやシリコンの素材や穴の形を変えたら赤ちゃんの反応が良くなったと言うケースも多く見られます。

また、本物のおっぱいに近い天然ゴムや柔らかいシリコンは、赤ちゃんが口に含むと人工的な違和感が少なく、よく伸びフィットするのでおすすめです。 最近では、瓶はそのままで乳首の部分だけを購入できるコスト削減に貢献した哺乳瓶も、数多く販売されています。

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対策2:ミルクの種類を変える

国内のミルクメーカーでは、できるだけ母乳に近い味のミルクを生産しているものの、各社それぞれ味やにおいは少しずつ違っています。

もし、出産直後から同じメーカーのミルクを使っている場合は、他社メーカーの商品も試してみることをおすすめします。その時に飲める量を少しずつでも与え続けることで、味に慣れてくるかもしれません。複数のメーカーを試しても拒否される場合は、ミルクに母乳を混ぜながら調整していく方法もあります。

対策3:ミルクの温度を変えてみる

火傷したらいけないと、ミルクを冷やし過ぎてはいませんか。赤ちゃんは冷たい飲み物が大の苦手で、少しの温度変化にも敏感に反応する為、ミルクの温度管理には充分注意することが大切です。哺乳瓶に慣れていない赤ちゃんは、ミルクを飲むのに時間がかかり、その間にかなり温度が下がってしまいます。

そんな時は再加熱して、適温なミルクを作ってあげましょう。60度位のお湯で5分間湯せんすると、ちょうど良い温度になりますよ。

対策4:ミルクをあげる時の体勢を変えてみる

哺乳瓶でミルクをあげる時、赤ちゃんをどのような体勢にして飲ませていますか。一般的に、赤ちゃんを横に抱きながら寝かせた状態で与える人が多いと思いますが、実はこの体勢、赤ちゃんにかなり負担がかかっています。

生まれて間もない乳児は、ミルクを飲むことに慣れていないため、寝かせた状態であげると、気管に入って吐いてしまうことが多いのです。赤ちゃんに安心感を与える為にも、できるだけママのおっぱいを飲む時と同じ姿勢あげてみましょう。

最近では赤ちゃんを起こした姿勢で飲ませることができる、少し変わった形状の哺乳瓶もいくつか販売されています。

対策5:ミルクをあげる人を変えてみる

おっぱいをくれるママがいるにも関わらず、哺乳瓶でミルクを与えようとすると、それを断固拒否する赤ちゃんも多いのだとか。

ママのおっぱいが大好きだからこそ、ミルクでは納得がいかないのかもしれません。そんな時は、パパやおばあちゃんなど、他の人にお願いしてみるのはどうでしょうか。本当にお腹がすいているのであれば、ママじゃない人でも飲んでくれるようになり、いずれ慣れてくれるかもしれません。

対策6:哺乳瓶以外の方法に変えてみる

そろそろ離乳食を考えている場合は、哺乳瓶以外の方法で飲めるようにしてみてはいかがでしょうか。

まずは、小さいスプーンで白湯を飲ませてみましょう。スポイトを使う場合は、口の端から少しずつ入れてあげるとむせません。柔らかい感触のシリコンカップは、赤ちゃんの口に合わせて曲げるようにすると、大変飲みやすくなります。

また、哺乳瓶の代わりにカップ授乳を行なう産院もあるので、参考にしてみましょう。カップ授乳とは、赤ちゃんの口に合った小さめのプラスチックコップでミルクを飲ませる方法で、これは離乳食準備として白湯を飲ませる際にも活用できます。

対策7:ママも気持ちも変えてみる

哺乳瓶嫌いを克服するためにどんな方法を取るにせよ、赤ちゃんに無理強いすることだけは絶対に止めましょう

無理に哺乳瓶で飲ませようとすると、水分補給そのものが出来なくなる可能性もあります。哺乳瓶の拒否などのように育児は、ママの思い通りにならないことばかりで疲れてしまうのは当たり前です。

赤ちゃんが哺乳瓶を嫌がることは、脳が成長している喜ばしい段階だと受け止めて、気持ちを前向きに切りかえて行きましょう。

編集後記

母乳をうまく飲めなかった長女の場合、新生児期の頃からになりますが哺乳瓶につけるタイプも使用してました。スプーンより便利なので、哺乳瓶の乳首から上手に飲めない場合にお試しください。
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