子供ができると夜もゆっくり寝られなかったり、夜中の夜泣きに起こされたりなど疲れ切ってしまうことってよくありますよね。

そんな時にかかってしまう病気の一つに帯状疱疹があります。

免疫が落ちるとなってしまうこの病気、子育てもしなくちゃいけない、家事もしなくちゃいけないなんて言うときにかかってしまったら、本当に気が滅入ってしまいますよね。だからこそ早く治したいと思うのは当然のことです。

帯状疱疹とは?

ほとんどの人が子供の時にかかっている水ぼうそうですが、この水ぼうそうのウイルスこそ帯状疱疹を引き起こすのです。

水ぼうそうのウイルスというのは、症状が治まったとしてもウイルス自体が消えたり、死滅するものではなく、抗体ができることでウイルスが体の中で活発にならないようにしています。

しかし疲れやストレスなど、何かしらの要因で免疫が落ちてしまうことで、ウイルスが再び動き出して帯状疱疹になってしまうのです。

子供の時に水ぼうそうになったかどうか忘れている人もいるくらい、子供の時の症状は発熱や発疹、そしてかゆみなど比較的軽い症状と言われていますが、大人になると話は別です。大人になるとかゆみではなく痛みが伴います。

最初に皮膚にチクチクとした刺激があり、その後痛みが出た場所に発疹ができます。発疹ができる場所は基本的に胸や背中、おなかと言われていますが、顔や手足にも発疹が出ることがあります。帯状疱疹の特徴としては体全体に出るのではなく、片側だけに症状がでます。

症状が治まるためには約1カ月かかり、その間痛みを伴うため不快感も大変大きい病気と言えるのです

授乳中の子供に影響はあるの?

授乳中の赤ちゃんを持っているお母さんにとって、帯状疱疹にかかってしまうのは本当につらいことだと思います。帯状疱疹にかかると服がすれるだけで痛いとも言われるので、その間に赤ちゃんを抱っこしたり世話するにはかなりの苦痛が伴うでしょう。

特に心配なのは子供に移らないかどうかかと思いますが、赤ちゃんがまだ水ぼうそうにかかっていない場合や予防接種を受けていない場合は水ぼうそうになる可能性は大きいといえます

また帯状疱疹になると多くの場合にはバルトレックスという抗生剤の一つが処方されます。そこで授乳中のお母さんが心配になるのが、「子供に授乳してもいいのか」と言う点だと思います。

医師の中でも意見が割れていて、この薬を飲んでいる間は授乳しないほうがいいという人もいます。もちろん母乳はお母さんの血液から生成されているため、薬の成分が母乳から赤ちゃんに行く可能性もゼロとは言えません。

しかしながら、帯状疱疹のための薬を飲んでいる間赤ちゃんに授乳をしないとなると、その間は粉ミルクなどに頼るしかありません。その間胸は張りますし、赤ちゃんも粉ミルクの味に慣れてしまい、帯状疱疹が治まったころには母乳が出なくなっていたり、子供が母乳を受け付けなくなってしまったというケースもあるのです。

母乳をあげられるのか、あげられないのか

上記に記したように意見は医師の中でも分かれています。

ただし「授乳中に使用しても問題ないと考えられている薬剤」のリストの中にバルトレックス、つまり帯状疱疹の治療で用いられる薬があげられているのです。アメリカなどの国でもこの薬は赤ちゃんに影響がないとされているため、授乳期間中に帯状疱疹になったため薬を飲まなければいけないが、その間赤ちゃんに授乳するかどうかは個人で決めていく必要があるようです。

薬を飲んだ2時間後に血中の薬の濃度がピークになるといわれています。ですから心配なお母さんは薬を服用する前にまず授乳して、その後数時間授乳せずに薬の濃度が下がってきた時間帯を目安に母乳を再びあげるといいでしょう。

医師から「授乳しないほうがいい」ともし言われたとしても、薬剤師さんなどは違う意見の場合もよくあります。薬をもらうときに授乳を続けてもいいのか、どれともやめたほうがいいのかなど、丁寧に教えてくれる薬剤師さんもいるので、思い切って質問してみるといいかもしれません。

気落ちしないで積極的に

お母さんの中には、大変な時期に自分が病気になってしまったということで落ち込んでしまう人もいます。

しかし、逆に言えば、帯状疱疹になってしまうほど一生懸命子育てをしているという証拠なのです。症状を軽くすること、また再発しないためには免疫機能を向上する必要があるのですが、ストレスや疲れは免疫を落としてしまう要因の一つとして考えられています。

子育て中はいろんなことで気を使って、体力的に精神的にも疲れてしまうのですが、帯状疱疹になったのをいい機会に配偶者などに子育ての手伝いを頼んだり、少し休ませてもらえる時間を作ってもらったりするといいかもしれません。

子供に薬の影響を与えたくないからと言って、服用せずにいてもひどくなる一方で回復はしませんので、まずはお母さんがしっかりと元気であることが一番です。

また、授乳中でもすでに乳離れの時期に入っているのであれば、これを機会に授乳をストップして粉ミルクなどに変えていくこともできるでしょう。

帯状疱疹になったとしても落ち込まずに、リラックスして体調を整えていくことを最優先していくことが大事なのです。

まとめ

帯状発疹の抗生剤として、バルトレックス以外にもファムビルも処方される場合がありますが、必ず医師の指示に従ってくださいね。