赤ちゃんが生まれたら母乳で育てたいと考えるプレママは多いでしょう。

今はクオリティーの高いミルクもたくさん市販されていますが、やはり母乳で育てたいというママの気持ちは強いもの。けれども、母乳というものは個人差があって、実際にでるかどうかわからないものなのです。もし自分のおっぱいが思うように出なかったら、正直つらいですよね。

このまま赤ちゃんの体重が増えなかったらどうしようなんて、思いつめてしまうママも多いではないでしょうか。そこで、ここでは母乳の出をよくする方法をご紹介します。

 

母乳が作り出されるメカニズム

まず、どうして母乳がでるのかを知っておきましょう。出産した後、胎盤が体外に排出されると、胎盤から分泌されていた「エストロゲン」と「プロゲステロン」という2つのホルモンが急激に減少します。

そうすると「プロラクチン」といういわゆる「おっぱいホルモン」が活発に働きはじめ、母乳を作り出すのです。生み出された母乳は乳管を通って、いったん蓄えられます。そして赤ちゃんがおっぱいを吸う刺激によって、母乳が無事に分泌されます。これが母乳が出るメカニズムです。

 

母乳が出る方法は?

水分補給はしっかりと!

母乳のほとんどは水分からできています。ですから水分をとることはとっても重要なのです。授乳中はいつも以上に水分の補給を心がけましょう。夜間の授乳もあるので寝る前の補給も忘れずに。

ただ一重に水分といってもなんでもいいわけではありません。サイダー、コーラなどの炭酸飲料やアルコールはもちろんご法度です。また、コーヒーなどのカフェインやタンニンが含まれるもの、ウーロン茶、緑茶授乳中は控えましょう。

おすすめなのが、ノンカフェインでリラックス効果も期待できるハーブティーです。中でも、ラズベリーリーフやフェンネルが母乳にいいといわれています。コーヒー党のママには授乳時期はコーヒーが飲めなくてストレスがたまりがち。そんなママにはカフェインレスがおすすめです。

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頻繁に授乳する

赤ちゃんに吸ってもらうことで、プロラクチンという「おっぱいホルモン」がたくさん生まれたり、乳管が開いてきたりします。最初はうまくでなくてあたりまえ。中には最初からあふれんばかりに母乳が出るママもいますが、これは個人差のあることなので気にする必要はありません。根気よく、赤ちゃんに吸わせてあげましょう。

吸わせることで、母乳が多く作り出され、赤ちゃんも乳首を吸うのがうまくなってきます。ちなみに赤ちゃんが母乳を吸う力はファストフードの出来たてのシェイクを吸い込めるくらいの力があると言われています。

 

食生活を見直す

母乳はママの血液から作られています。

ママが食べ物から得た栄養分が血液となり、それが姿を変えて母乳となるのです。乳腺で血液から母乳に変わる過程で、たんぱく質や白血球が吸収されていきます。その一方で赤血球は吸収されないので、母乳の色は血液のようには赤くはならないのです。

血液=母乳と考えると、ママの食生活はとても大事です。

高カロリーな食事や、油っぽいものは物は乳管をつまらせる原因になります。逆にご飯と具だくさんのお味噌汁に白身の魚、野菜の煮もの、根菜類といったような伝統的な和食が母乳にはとてもいいと言われています。

何かとストレスがたまる時期なので、あま~いケーキやから~いカレーライスが食べたくなりますが、これもがまんがまんです。

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ストレスをためない

授乳中にさまざまストレスはつきものです。でも「おっぱいホルモン」はママの睡眠中にも分泌されるのですから、ストレスのため過ぎは厳禁です。パパやおばあちゃんに協力してもらって、1、2時間でもいいからぐっすり眠る、近所をぶらぶらするなど、ストレスをうまくコントロールする方法を考えましょう。

 

お風呂でマッサージする

お風呂で乳房や乳頭のマッサージをすると血行がよくなって、母乳がよくでるようになります。乳管がつまっていると、おっぱいの味が落ちてしまいますし、つらい乳腺炎の原因にもなります。

赤ちゃんは意外にもグルメちゃんなので、味が悪いとあまり飲んでくれません。そうすると、さらに乳管がつまるという悪循環に陥ってしまう可能性もあります。リラックスタイムにはおっぱいのマッサージも忘れずに。

 

母乳外来に行ってみる

母乳が出ないなら、病院の母乳外来を受診するのもいい方法です。

ベテランの助産婦など、その道のプロが母乳マッサージや授乳の指導をきっちりしてくれます。ママたちの話を聞いてくれますので、気分的にも軽くなるのではないではしょうか?

病院によっては、出産した方のご家庭に訪問してくれる場合もありますし、自治体でもそのようなサービスを実施しているところもあります。

こういった情報は出産前からチェックしておくといいでしょう。

 

ミルクの力を借りる

確かに母乳育児は何ものにも代えがたいものです。

ですが、最近のミルクは昔と違って母乳とほとんどかわらないような栄養がとれるようになりました。母乳があまりでないことに思い悩みながら女性として貴重な時期を過ごすよりは、母乳がでない時は割り切ってミルクに頼ってもいいのではないでしょうか?

赤ちゃんも思いつめたママよりも、にこにこママに抱っこされ、頬ずりされたいはず。何よりママがストレスをためないことが母乳の出と赤ちゃんにとってよいことなのです

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