ママがサイコーに幸せを感じることができる、おっぱいの時間。

でも、赤ちゃんに乳首をきつく噛まれることが原因で、おっぱい恐怖症になってるママも結構多いんです。「できれば母乳で育てたい、でも切れて痛いしどうしよう」と、授乳時間が苦痛になってはいませんか。

そんな悩めるママたちのために、赤ちゃんが乳首を噛む理由と対処法、試してほしい防止策などをご紹介いたします。

赤ちゃんが乳首を噛む理由(ママ側の原因)

おっぱいが思うように出ていない

授乳時に乳首を噛まれることによって起きるおっぱいトラブルは、ママにとってその赤ちゃんが第1子の時に一番多く見られます。

これは、初産と言うこともあり、おっぱいが母乳を作るサイクルがまだ未完成で、乳首の質も授乳に適した状態になっていないことが大きな要因でもあるのです。

そもそも、おっぱいが出ないと言うことは、赤ちゃんに多大なストレスと不安感を与えます。おっぱいが詰まった状態では、乳首も固くなり吸った時にもうまく伸びません。そのため、赤ちゃんはイライラしつつも、乳首を噛んだり引っ張って、おっぱいが早く出てくるようにアクションをしかけているのです。

おっぱいが詰まりやすくなる時期としては、離乳食の導入などで授乳間隔が開いてくる4か月頃からだと言われています。

日頃から乳房マッサージを心がけたり、助産師にケアを頼んで、まずはおっぱいの詰まりを解消することが大切です。

授乳している時の抱き方や姿勢に問題がある

授乳時のママの姿勢が悪いと、母乳の出が悪いだけでなく肩こりや腰痛の原因にもなります。また、赤ちゃんの抱き方が安定していないと、うまくおっぱいを吸えないため、乳首に負担がかかり切れてしまう場合もあります。

授乳時に乳首を噛まれないようにするためには、赤ちゃんの口で乳輪部が隠れるほど深く吸い込んでもらうことが必要です。

授乳する際は、赤ちゃんの鼻と乳頭部分が向き合うように抱っこして、赤ちゃんがおっぱいを吸いやすい姿勢にしてあげましょう。

その際、赤ちゃんの耳や肩、腰を結ぶ線がまっすぐになるように体勢を整えてあげてください。
授乳時にママが疲れないように、クッションなどを背中や腰に挟むこともおすすめです。

偏った食生活が母乳の味を悪くさせている

母乳の味や質が低下すると、赤ちゃんは意識的に乳首を噛むことがあるようです。授乳中のママの食事の影響はダイレクトに母乳に伝わりますので、甘いものや脂肪や油分過多のもの、辛いものを多く摂りすぎた際は注意が必要です。

ママの食生活が原因で赤ちゃんが母乳を嫌がっていると判断した場合は、少し授乳をストップして、食生活を整えてから授乳を再開してみましょう。授乳はストップする場合は、おっぱいの詰まりを防ぐために、搾乳は頻繁に行うようにしてください。

ママの体調の変化によって母乳の味が変わった

ママの食生活だけでなく、体調によっても母乳の味は変化します。

月経や排卵再開や育児疲れからくる精神的ストレスは、思った以上にママの身体に大きな影響を与えています。

このホルモンバランスの変化によって味の変わった母乳は、赤ちゃんにとって「美味しくない」と感じることも多いのだとか。赤ちゃんは、母乳の味や質の低下を感じると、飲みが悪くなったり吸わずに噛んだりする傾向が見られます。

こういったホルモンバランスが乱れる時期は、母乳を飲まないことが多くなるので、搾乳しておいたものを就寝前に多めに飲ませるなどの工夫が必要です。

ママが授乳に集中していない

一生懸命おっぱいを吸っている時に、ママがテレビやスマホを見ていたり、横を向いた状態で自分を見てくれていないと、赤ちゃんはママの気を引く意味でも乳首を噛んだりするそうです。

 

 

何かのついでに授乳するなどの「ながら授乳」は今日から止めて、しっかりと赤ちゃんの目を見ながら母乳を与えるようにしていきましょう

赤ちゃんが乳首を噛む理由(赤ちゃん側の原因)

歯が生えてくる頃

赤ちゃんの歯は、生後半年くらいから生え始め、1年になる頃には上下4本ずつ揃ってきます。歯の生え始める時期は、とにかく歯茎がむずむずとして、違和感があったり痒かったりと、赤ちゃんにもストレスが溜まっています。

赤ちゃんとしては、こうしたイライラをどうにかしたい気持ちもあって、ついつい乳首を噛んでしまうこともあるようなんです。

そんな時は、歯がためを与えて、赤ちゃんの「噛みたい衝動」を実現させてあげることも1つの防止策です。

歯がためは、噛むためのトレーニングとして使われることが多いですが、歯の生え始めのむず痒さが解消できるグッズとしても広く知られています。

夏場など、冷蔵庫で冷やして使う歯がためは、口の中がスッキリと気持ち良くなれるので、赤ちゃんのストレスも多少は軽減できるかもしれません。

授乳が遊びに変わってきた

お腹がいっぱいなのに乳首を離さず遊んでいたり、笑顔で噛むようになってきたら、授乳が遊びの延長に入ってきたのかもしれません。

または、噛んだ時のママのリアクションを見るなど、コミュニケーションをはかろうとしている成長過程の1つとも考えられます。

こういった場合は、ママが大袈裟な反応えをすると、赤ちゃんは面白いと判断して余計に噛むようになるので、授乳を一旦ストップするか「噛んではだめ」と冷静に言い聞かせる必要があります。

乳首を噛まれたら試してほしいコト

赤ちゃんに乳首を噛まれたら、鼻をつまんだり口に指を入れて、授乳を一旦ストップさせるなどのリアクションを取っていきましょう

噛んだ時点で、すぐさま授乳をストップさせる行動を何度か繰り返すことで、赤ちゃんは「噛んだらおっぱいがもらえない」と頭で理解するようになっていきます。

また、遊び飲みを始め出したら、同様に授乳を切り上げてください。遊び飲みの目安は、舌が出ているか出ていないかです。

赤ちゃんが真剣に母乳を飲んでいる時は、舌が歯より出ていて乳首を巻き込むようにしているので、おっぱいを噛むことはできません。

もし、舌が口の奥に引っ込んでいてママの様子を窺ってるようなら、それは遊んでいる可能性もあるので、その際は「おっぱいが痛いから噛まないでね」と声かけしてみましょう。言葉は話せなくても、ママの話すことは一生懸命聞こうとするのが赤ちゃんですので、その都度根気良く話しかけてみてくださいね。