待望の妊娠による喜びもつかの間、つわりに苦しむ妊婦は実に多いと言います。

妊娠とつわりはセットのようなものとはいえ、仕事はおろか家事や普段の生活ができなくなってしまうと正直ヘコみますよね。

そんな時、旦那さんの何気ない言葉や態度にイライラしたりひどく落ち込んだりして、夫婦仲が険悪になってしまうケースも少なくはないようです。
そこで今日は、妊娠中だからこそ気をつけたい「旦那さんと上手に接する方法」ついてまとめてみました。

つわりの種類を知ってもらう

「つわり」と一言で言っても、食べないと気持ちが悪くなる「食べづわり」、食べると吐いてしまう「「吐きづわり」、匂いを嗅ぐだけでつらい「匂いづわり」などいくつかの項目に分かれています。

他にも、ずっと眠気が続く「眠りづわり」や常によだれが出続ける「よだれづわり」と言った種類もあるため、まずは自分のつわりがどの種類なのかを把握して、それを旦那さんにも知ってもらう必要があります。

そもそも、妊娠や出産の経験のない男性にとってつわりのつらさは未知の世界の話であり、妊娠したらつわりがあるとは認識してても、それが本当に理解できているかと言うと案外できていなかったりします。

旦那さんがつわりの仕組みを理解していないと、「気持ち悪いのに食べられるんだね」「一日中ずっと寝てるよね」など、何気ない一言や皮肉が飛び出すこともあるのです。

まずは、つわりの状況をわかりやすく伝えるためにも、「船酔いがずっと続いているような感じ」「ご飯の匂いを嗅ぐだけで吐きそうになる」など、自分の症状をできるだけ詳しく説明してみましょう。

さらには、「つわりがひどい時は外食や持ち帰り弁当にしてほしい」「においが少ない料理しか作れないけどいい?」など、具体的な解決策の提案をしてみることをおすすめします。

ホルモンバランスの乱れを理解してもらう

妊娠中は、赤ちゃんの成長を助けたり流産を防いでくれる働きのあるプロゲステロンと呼ばれる黄体ホルモンの分泌が盛んになります。

プロゲステロンは妊娠初期に非常に重要な役割を担ってくれるメリットがある反面、分泌が多くなると妊婦の身体にホルモンバランスの乱れを引き起こすなどの負の側面も出てくることがわかっています。

ホルモンバランスが崩れると自律神経にも影響するため、イライラや憂鬱など精神不安になったり感情の起伏が激しくなり、理由もなく急に塞ぎこんだり少しのダメージでも悲しくて泣いてしまうこともあるのです。

そんな時に、旦那さんとのちょっとした会話でイライラしたり、スキンシップに嫌悪感を感じて近寄られるだけで気分が悪くなってしまうことも決して少なくはありません。

とはいえ、これらの症状は出産後にホルモンバランスが落ち着くことでほとんど消失すると言われていますので旦那さんにはマタニティブルーの1つであることを理解してもらい、気長に待ってもらうことをお願いしてみましょう。

産婦人科に一緒に行ってもらう

女性は妊娠すると、身体の変化や胎動を通じて赤ちゃんの存在を実感することができますが、男性はパパになる実感がなかなか持てない傾向にあるようです。

そのため、妻の妊婦健診に一緒に行き、先生の説明を聞いたりエコーで赤ちゃんの成長を確認することは、自然と父親の自覚を持つきっかけにもなります。

また妊婦にとっても、旦那さんが病院に付き添ってくれたことで、精神的不安から解放されたり頼りになると感じることができるなど、メリットも多いようです。

ただし、旦那さんと一緒に産婦人科へ行く際は、周りの妊婦に迷惑がかからないように配慮する必要があります。

くれぐれも、立っている妊婦がいるのに旦那さんが席を譲らなかったり、待合室で寝たりスマホゲームに熱中しているなどの呆れた行為が無いようにしましょう。

赤ちゃんの準備を一緒にする

妊娠中は、つわりやホルモンバランスの影響もあり、旦那さんとのコミュニケーションが少なくなる傾向にあります。

だからこそ、出産前の準備として、一緒に名前を考えたり、赤ちゃんに必要なグッズの買い物をしてみてはいかがでしょうか。

お腹の子供にニックネームを付けて話しかけることは胎教にも良いですし、名前を呼ぶ度に愛着が湧いて夫婦の間の絆も深まります。

また、赤ちゃんの服や雑貨、家具などを一緒に買いに行くことは楽しいだけでなく、赤ちゃんを迎える準備や親としての自覚が高まります。

実際のところ、赤ちゃんが出てきてから父親の自覚を持つ人の方が多いとは思いますが、その前でも部屋にベビー用品が溢れてくると家族の未来がイメージしやすくなりますよ。

まとめ

妊娠中は身体も心も何かと不安になるものです。

妊娠中のちょっとした夫婦のほころびが出産後に影響しないようにするためにも、まずはお互いの立場を理解することから始めてみましょう。

立場が違う以上、お互いを責めても何のメリットもないばかりか、その後の夫婦関係にも溝が入る可能性もあります。
つわりの時期などイライラしたり情緒が不安定な時は、旦那さんにキツく当たる前に一旦その場から離れることもおすすめです。

日頃からつわりやホルモンバランスの乱れについてきちんと伝えている場合は、旦那さんもきっと理解を示してくれるはずですよ。