妊娠が発覚すると、赤ちゃんが無事に生まれるよう、健康な体作りを心がけますよね。出産予定日までは、なるべくその日まで赤ちゃんが胎内で大きく育てるよう、気を付けることも増えてくるものです。

しかし、どれだけ気を付けていたとしても、妊娠37週から42週未満の出産となる早産や、産まれそうになってしまう切迫早産になってしまうこともあります。
早産と切迫早産を同じように考える方もいらっしゃいますが、全く別物になります。早産は正期産より前の妊娠22週0日から36週6日の間に赤ちゃんが生まれることですが、切迫早産は赤ちゃんが生まれそうになっている状態のことになります。

子宮が収縮したり、子宮口が開いたりと、すぐにでも赤ちゃんが生まれそうな状態や、破水してしまっている状態になり、赤ちゃんが今にも生まれそうになってしまいます。

切迫早産になってしまったら、早産へとならないよう、入院や治療を受けなければなりません。早めに対処したり、症状によっては、早産まで進行しないこともありますので、早期発見することが大切です。

切迫早産と診断された場合、入院でなければ、自宅療養をすることになります。何よりも安静にしておくことが大切なので、自宅にいるからといって、料理や掃除などの家事をしてはいけません。

症状がひどい人の場合、寝返りを打っただけでも産まれそうになってしまうため、絶対安静にしておきましょう。早産になることは、赤ちゃんにとってもリスクが大きいため、なるべくお母さんの胎内に長くいることが必要です。

切迫流産になる原因

切迫早産の原因とされる中で多いのが、前期破水になります。他にもお母さんが妊娠高血圧症候群であったり、心臓病や糖尿病、または腎臓病などの合併症がある、子宮に異常があるなど、原因はさまざまです。

赤ちゃんに原因があることも考えられており、羊水が多すぎたり少なすぎたり、または双子であったり、胎児機能不全なども考えられます。
こういったことから切迫早産が起こることもありますが、お母さんに疲れがたまったり、ストレスがたまることでも、切迫早産を起こすことがあります。

切迫流産で自宅療養することになっても、症状に自覚がない妊婦さんも少なくありません。何となくお腹が張るような感じがするだけで、いつもと同じように元気に思うものです。

体が動くのであれば、少しぐらい家のことをしても大丈夫と思ってしまうのも仕方ないかもしれません。しかし、切迫流産は自覚がなくても、動くことで症状がひどくなってしまいます。

自覚症状がないからといって、動き回っていると、早産になってしまうこともありますので、切迫流産と診断されたら、とにかく安静にしておくようにしましょう。

切迫流産の症状

妊娠すると、お腹が張っていると感じたり、痛みを感じることも少なくありません。しかし、お腹が大きくなるとともに、早産の可能性もあるので、少しでもお腹や子宮に違和感を感じたら、病院に行ってみるようにしましょう。

下腹部に強い痛みを感じたときは、要注意です。子宮収縮を引き起こしている可能性もありますので、すぐに病院に行きましょう。

お腹の張りを感じたときも切迫流産の可能性があります。日頃からお腹の張りを感じるため、あまり気づかないことも多いようです。

いつもお腹が張り気味な方は気づきにくいかもしれませんが、普段よりお腹が張っているように感じたり、一定時間、お腹が張ることがあるようであれば気をつけましょう。お腹の張りが10分間隔を切ったら、危険な状態かもしれません。

子どもが生まれそうになると、生理でもないのに出血をすることがあります。おしるしとも言われますが、予定日にはまだまだ遠いのに、このおしるしがあった場合、切迫流産の可能性が高いかもしれません。
おりものに血が混じっていることもありますが、少量ならそれほど心配することはないかと思われます。しかし、不正出血自体はあまり良いことではありませんので、出血があった場合も、病院に行くことをおススメします。

破水すると、早産、または切迫流産の可能性があります。切迫流産の場合、破水すると、羊水に細菌が入ってしまうこともあり、赤ちゃんが感染を起こしてしまうこともあります。母子ともに危険な状態になってしまうこともあるため、予定日より前に破水してしまったら、すぐに病院へ行くようにしましょう。

切迫流産のリスク

切迫流産を引き起こすことにより、早産になってしまう可能性は高くなります。赤ちゃんが早産で産まれてしまうと、身体機能が未発達なままのため、さまざまな障害を引き起こす可能性が高まります。

ひどい場合は、死亡してしまうケースもありますので、一日でも長く、胎内で正常な身体を作ることが必要です。

切迫流産と診断された場合、とにかく安静にしておくことと、場合によっては薬物療法をとりいれます。子宮収縮をしないよう、子宮筋弛緩剤で治療します。

仕事をしていると、あまり長期間休みづらいということもありますが、切迫流産と診断された場合は、赤ちゃんの緊急事態と思って、無理をしない生活を心がけることが必要です。体調が落ち着くまでと割り切って、しばらくの間、体を休めるようにしましょう。