妊娠中はどんな些細なことでも、胎児に影響があるなら避けたいというのが親心ですよね。

そこで今回は、電磁波により妊婦が受ける影響についてを調べてみました。

電磁波ってなに?

電磁波というのは、電気と磁気両方の性質をもつ波のこと。

家庭で気になるのは作動中の電化製品が発生源となる電磁波でしょうが、電磁波は実は自然界にも存在しており、太陽の光も電磁波の一種ですし、
マッサージ機器で使われる低周波や、テレビやラジオの電波も電磁波になります。

この電磁波が、身体によくない影響をどの程度与えるかどうかは、実はまだよく分かっていません。ガンや、生殖機能障害、発育異常、脳や神経の病気など様々な病気について、因果関係は現在否定されています。

しかし、「もしかしたら影響があるかもしれないので、とりえず一定レベル以上の電磁波は避けましょう」という指針も出されており、日本でも指針に沿って経済産業省が電磁界に関する規制値を示しています。

ですので、日本国内で普通に生活している分には、健康被害が出る程の電磁波をあびる事はほとんどないのです。

ですので、妊婦さんであっても電磁波に対して過剰な心配は必要ありません。

しかし、なかには、悪い影響のある可能性があるものは積極的に避けたいという方もいらっしゃると思います。そんな時には、どうすればいいのでしょうか?

電磁波を避けるには

日常生活で電磁波が多く発生するのは、電子機器や家電を使う時です。

電磁波の影響が心配な家電は例えば、電子レンジ、電気ケトルIHクッキングヒーター、ホットカーペット、電気毛布、ドライヤー、ミキサーやフードプロセッサー、テレビ、掃除機、こたつ、蛍光灯、携帯電話など。普段よく使う家電ばかりですね。

これらを一切使わずに生活するのは、難しいと思います。

では、どのようにすれば少しでも影響を減らせるのでしょう。

電磁波は波ですので、発生源から離れると急激に影響が少なくなります。
1メートル離れるだけでも影響は大きく軽減されますので、電子レンジや電気ケトルでしたら温まるまでじっと目の前で待っているのはやめて、数歩でも離れた場所で待つ。

ドライヤーや携帯電話は頭に近づけすぎないようにし、ドライヤーでしたら事前によくタオルドライしておくなど、使用時間を減らす工夫を。
携帯電話で長電話や、長時間LINEやゲームをするのは避けるほうが良いでしょう。

電気毛布は寝る前に温めておいて寝るときは電源を切るといった少しの事で、大きく電磁波の影響を減らせます。作動中に直接密着して使うホットカーペットは、なるべく使用を避けたほうがよさそうです。

掃除機を使う際には、床の上を事前に片づけ邪魔なものは避けておくと短時間で掃除機をかけ終わる事ができます。ご自宅のキッチンがIHクッキングヒーターの方は、小さすぎるお鍋や底のゆがんだお鍋はやめて熱源をしっかり覆うお鍋を使うと良いようです。

また、使っていない電化製品はこまめにスイッチを切りましょう。

電磁波防止グッズは効果あり?

電磁波の影響を気にする方向けに、電磁波防止エプロン、電磁波防止腹巻きといったグッズも販売されていますが、効果はあるのでしょうか?
実は電磁波は回折といって、シールド素材があると縁から回り込む性質があります。

ですので、電磁波防止エプロンをお腹の前にだけかけたとしても、背中や胸、足は影響を受けてしまいます。腹巻きも、上下左右から影響を受けます。

その際、かえって反射などの影響で、元の電磁波よりも強く影響を受けてしまう場合があるようですので、注意が必要です。どうしてもという場合、宇宙服のように全身を覆わなければ意味がないのだとか。安易にグッズに頼るのは逆効果となる場合がありますので、グッズ頼りではなく、以下の2つを守る事が大切です。

  • 電磁波の発生源から少しでも離れる。
  • 電化製品を使う時間を短くする。

電磁波防止も大切ですが、ストレスや眼精疲労、冷えにも気をつけましょう

現代日本で日常生活をしていれば完全に避ける事は難しい電磁波ですが、影響を気にしすぎてお母さんがストレスを感じるのも赤ちゃんには良くありません。

ストレスは妊婦さんの大敵ですので神経質になり過ぎず、自分が出来る範囲で電化製品から距離をとり時間を減らす事で避けるようにし、使用が避けられない部分については悪影響もはっきりとはしていませんので、あまり気にしないようにするのが良いでしょう。

なお、スマートフォンやパソコンを長時間使用すると、目が疲れて眼精疲労となる事があります。

眼精疲労は、電磁波に過敏に影響を受けて頭痛や吐き気などの体調不良を起こす電磁波過敏症の原因の一つとされていますので、長時間のパソコンや携帯電話使用はなるべく避け、お仕事などでどうしても長時間の使用になる場合には時々は遠くを見たり強く瞬きをして目の筋肉を動かしたり、目の周りや後頭部をマッサージする、休憩時間に目を温めるなど、眼精疲労をおこさないような工夫をしてください。

目を温めるグッズも市販されていますが、温かい飲み物を持って温めた手のひらで目のあたりを優しく覆うだけでも十分です。

妊娠中は冷たい飲み物は身体を冷やし良くありませんので、身体と目を温める事が出来るのは一石二鳥ですね。

パソコン使用中はひざ掛けやレッグウォーマーで身体を温め、一定時間ごとに軽いストレッチなども取り入れる事で、眼精疲労予防だけでなく冷えの悪影響も予防できます。

1つの事を気にしすぎず、総合的に普段よりも少し心身の健康に気を付けておおらかに生活していけば、きっと元気な赤ちゃんに会えますよ!