妊娠期間の数え方をご存じですか?昔ならば10月10日と言われていた妊娠期間。

現代では、妊娠持続期間は40週とされており、そのうち最初となる妊娠0週から1週目の2週間は、実は「実際には妊娠していない」不思議な期間なのです。

妊娠週数ってなに?

WHO(世界保健機構)が調べたところ、妊娠期間は人種や年齢にかかわらず平均280日、誤差はおよそ前後15日である事がわかりました。

これを元に、「妊娠の正常持続日数は280日/40週、7日を1週、4週を1カ月と数える」と定められました。

この妊娠持続期間は、最終月経の初日を妊娠0週0日として数え始めます。

排卵は生理開始後おおよそ14日目頃ですので、妊娠0週~1週の間は、まだ着床(妊娠)はもとより、排卵すらしていない期間になります。

妊娠0週の過ごし方

妊娠0週は、月経期間中になります。

生理中はどうしてもむくみやすく、イライラしやすい、食欲が増える。という方も多いのでは?

とはいえ、欲望のままに暴飲暴食するのは妊娠を望む方にも今はまだという方にもよくありません。この時期は、身体を温める食べ物を食べる事でイライラや生理痛も減り妊娠しやすさにもつながります。

例えば、お腹がすいて何か食べたいけれど太りたくないのでサラダ!というのは、あまり良い選択ではありません。

レタスやキュウリなどの生野菜は、身体を冷やす効果のある食材でもあり、また冷たいサラダは胃の温度を下げてしまいそれを回復するために身体の熱がたくさん使われてしまいます。

野菜を食べるのでしたら生野菜よりも温野菜や蒸し野菜、具たっぷりの野菜スープを。

生姜やスパイスなど身体を温める調味料を使うのも良いですね。

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また、赤ちゃんの為に必要な葉酸や、妊娠中になりやすい鉄欠乏性貧血を防ぐ鉄分を積極的に摂りましょう。

葉酸は、赤ちゃんを先天性異常のリスクから守ってくれますし、栄養不足の予防、また妊婦さんの貧血を軽減してくれる栄養素で、妊娠を希望する方は平常時の1.5倍の葉酸を摂る事がお勧めされています。

葉酸は、海苔、納豆や枝豆などの大豆製品、レバー、ほうれん草、ブロッコリー、かぼちゃ、アボカドなどに多く含まれます。このうちレバーや大豆製品は鉄分も多く含みますので、特にお勧めの食材。

食事だけでは足りないという場合には、サプリの利用も有効です。

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服装は、締め付けの少ないもので、かつ下半身を温めるようなタイプを選ぶと良いでしょう。妊娠を希望される場合、夏場であっても腰や足首は冷やさないほうが良いのです。

上半身は涼しくしても、下半身は温める工夫を。

お仕事上ストッキングにスカートでないとという方は着圧の弱いタイプを選び、ひざ掛けやレッグウォーマーなどつけ外ししやすい保温対策がおすすめです。過剰な運動は禁物ですが、骨盤を回すようなストレッチや、ヨガを行う事で血流が良くなり、生理痛の軽減にもつながります。

また、妊娠中に避けたい、たばこ、アルコール、カフェインを嗜好されている方は、減らす準備を始めましょう。妊娠がわかってからきっぱりとやめる!のは、意外と大変です。

特に、たばこやアルコールは害が大きくよく判っていても、カフェインはそこまで・・・という方も多いのでは?

カフェインは、少量でしたら成人ならば良い効果もあるのですが、お腹のなかの小さい赤ちゃんはまだカフェインを分解できないため、成長を妨げてしまいます。

妊娠前にノンカフェインのコーヒーや紅茶、ハーブティー等で自分の口に合うものをさがしておくと、妊娠中のストレスを減らせます。

妊娠1週の過ごし方

生理が終わり、女性のバイオリズムのなかで一番体調が良い時期です。

妊娠1週の終わり頃には排卵がありますので、妊娠を希望される方はこの時期は積極的にタイミングを持つことをおすすめします。

卵子が受精しやすい期間は、排卵後6~8時間ととても短く、精子は射精後すぐは受精能力が低く、数時間後から2日間ほどが受精能力の高い期間になります。このため、排卵の前にタイミングをもっておくほうが妊娠の可能性が高くなりやすいのです。

特に排卵の2日前が最も妊娠確率が高くなりますので、妊娠1週目はタイミングをとる時期と考えると良いでしょう。

ただし、「妊娠の為!!」と女性側が積極的になりすぎると、男性側は及び腰になってしまう事もよくあります。女優さんになったような気分で、部屋のしつらえや衣装などでムードを良くするなど、男性が盛り上がるような演出をしてあげるのも大切かもしれません。

最後に

妊娠期間なのに妊娠はしていない、不思議な期間である妊娠0週から1週。それは、赤ちゃんを迎えるための大切な準備期間です。

日頃の生活を見直し、妊娠出産に向けて食事や生活習慣を改善したり、パートナーとの絆を深めていくことで、赤ちゃんがやってきてくれるかもしれません。