妊娠しているのか、していないのか…子どもを授かりたい人にとっては1日でも早くその事実を知りたいもの。妊娠3週目は妊娠が成立する頃なので、人によっては少しずつ体の変化を感じ始めるかもしれませんね。

今回は妊娠3週目に関して、気になる事項をまとめていきたいと思います。

妊娠3週目は正式に「妊娠する」とき

妊娠週数はどのようにカウントされるか知っていますか。産婦人科では最終生理の開始日を妊娠0週0日目としています。ここから妊娠のカウントが始まっているのですが、実際にはまだ妊娠していない状態です。

妊娠2週目に精子と卵子が出会い受精卵となります。この受精卵は2日間かけ細胞分裂をしながら子宮へ移動していきます。そして受精から7日から11日たったころ、受精卵は子宮に到着し着床します。これで本当に「妊娠した」と言えるのです。

妊娠検査薬はまだ早い??

「妊娠したかもしれないからすぐに妊娠検査薬を!」と考える人も少なくないと思うのですが、そこはちょっと冷静に。

受精卵が着床し妊娠が成立すると、ママの体ではhCGホルモンが作り出されるようになります。このhCGホルモンは日を追うごとに増えていき、妊娠10週頃がピークに。その後は少しずつ減っていきます。妊娠検査薬はこのhCGホルモンに反応するものですが、妊娠3週目ではまだhCGホルモンの分泌量が少なく、検査薬ではほとんどの場合反応しません。

生理予定日の1週間後の妊娠5週目から6週目頃に測ると良いでしょう

生理予定日から使える妊娠検査薬も最近は増えてきていますが、hCGホルモン量は個人差があるため妊娠を感知しないことも。検査薬の結果で一喜一憂するよりは、少し冷静になって時期を待ちましょう。

妊娠3週目の体の変化は?

妊娠3週目は、胎盤の形成がはじまり赤ちゃんが育つ環境ができていきます。そして次々に赤ちゃんの為の付属器官が作られ始めるのです。

ホルモンの分泌によって、ママの体にも様々な小さな兆候が表れます。この時期の症状は「妊娠超初期症状」と言われ、妊娠3週目で感じる体の変化に気づいたママは1割以下と少数。それでも自分の体の変化に敏感になっておくことは大切なことなので、知っておくと良いですね。

まずおりものの変化。量がいつもより多かったり、逆に少なかったり。粘り気があったり、逆にサラサラしていたり。また普段より茶色っぽい、白っぽい、ピンクっぽいなどの色の変化で気付く人もいます。一概にコレ!といった変化があるわけではなく、普段とは違う様子に「妊娠したのかも」と感じるようですね。

また「着床出血」で気付く人もいます。この着床出血は、受精卵から生えた根のような「絨毛」が着床の際に、内膜を傷つけてしまうことで起こるもの。着床出血が起こる人は全体の1~2%なので実はレアな症状ですが、いつもの生理よりも少ない茶色かかった出血があったら妊娠を疑ってみてもいいかもしれません。

他にも腰痛や腹痛、胸が張る、下痢になったりイライラを感じる人もいますが、普段の生理の時と似たような症状で分かりづらいこともあります。

▼関連記事:
妊娠の初期症状である「着床出血」、気になるその症状・生理との違いは

この頃から気を付けておきたいこと

妊娠した瞬間から、ママと赤ちゃんは繋がっています。妊娠3週目頃の赤ちゃんの大きさはたった0.1ミリ。丸い形から少しずつ平べったい形に変化していきます。

妊娠したとはいえ、ほとんどの人は体に変化を感じず気付かない人も多いこのころ。それでも十分体には気を付けておきたいところです。

妊娠がはっきりわかっていなくても、タバコとお酒は控えるようにしましょう。これらは血管を収縮させる作用があり胎内環境を悪化させます。奇形児や未熟児になる原因になったり、流産を引き起こすことも。パパのタバコも受動喫煙の危険性があるため、出来ればママと一緒に禁煙できると良いですね。

またカフェインも赤ちゃんにとっては良くありません。カフェインはコーヒーをはじめ、紅茶やウーロン茶、緑茶にも含まれています。麦茶やノンカフェインのお茶やハーブティーなどお気に入りのものを見つけておくのもいいですね。

妊娠してから少しずつママの体は変化していきます。特に初めての妊娠の場合、慣れない症状で不安が大きくなることも。ママとパパが一緒になって食事に気を付けたり体調管理をしていくことで、心の準備も整っていきます。

おなかの中の小さな赤ちゃんのためにも、必要な知識や情報を得るようにしましょうね。