「予定日なのに生理が来ない。もしかして・・・」

そんな疑問を感じる方が増え始める妊娠4週目。

早い方ですと妊娠検査薬の結果が出る場合もあります。

妊娠4週の身体の変化

この時期の赤ちゃんは、体長1.5~10ミリくらい。まだ胎児ではなく、胎芽と呼ばれます。まだ人間の形ではなく、小さな平べったいお魚のような形をしています。

お母さんのお腹には、赤ちゃんのベッドとなる胎盤ができはじめます。胎盤はこの時期から妊娠14~16週頃までかけて段々と作られていきます。妊娠4週の胎盤はまだ未完成ですが、赤ちゃんに栄養を送りはじめます。

お母さんの身体の変化としては、ホルモンバランスが急激に変化するため、下腹部やおっぱいが張ったり痛む方や、眠気やだるさを感じる方、授乳準備の為乳頭が黒ずみ始める方がいます。

とはいえ、まだ体調不良などとの区別がつきにくい時期ですので、初期症状だけでは妊娠の判断がつきません。

妊娠検査薬の結果を待ちましょう。

この時期に既につわりがはじまる方も。

乗り物酔いのような吐き気やムカムカ、強い眠気、食欲がなくなるなど、症状は様々です。

つわりの原因は詳しく分かってはいませんが、赤ちゃんを妊娠すると分泌されるhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)ホルモンが主な原因ではと言われています。

つわりのあるなしや症状の強さは人それぞれの為、昔は「甘えの強い人はつわりが重い」などと言われていた時期もありますが、現代ではホルモン分泌の変化が主原因であり、精神論で制御する事は難しい事がわかってきています。

つわりには様々な症状があり、気持ちが悪くなる、吐き気がするというもののほか、とにかく眠くなる、匂いに過敏になる、食べ物の好みが変わる、何かを食べていないと気分が悪くなるという方もいます。

つわりの時期には無理をせず、休息をとり、食べられるものを食べるようにしましょう。

パートナーと一緒に、なるべく楽な姿勢を工夫するなど少しでも楽に過ごせるようされて下さい。きちんと食事をとる事が難しくなりますが、血糖値が下がると気分が悪くなりやすいため、一口大のおむすびやパン、ゼリーなど食べやすいものを吐かない程度に少しずつ食べるのも良いでしょう。

吐いてしまって食べられないと、赤ちゃんにきちんと栄養がいかず育たないのではと心配になる方もいらっしゃると思いますが、まだ胎盤ができあがらないこの時期はお母さんの食事の状態は赤ちゃんには影響しにくいので、「食べられるものを食べる」で十分です。

「妊娠前は好きではなかったファストフードのポテトが食べたくて仕方がない」という方もよくいます。

妊娠検査薬を使ってみましょう。

市販の妊娠検査薬は、生理予定日1週間後に検査できます。尿をかけると線が残るというタイプのものがほとんどになります。

よくあるのが「予定日よりも早めに使ってみたらうっすら陽性反応がでたけれど、妊娠しているの?」という疑問。

予定日よりも早めに使った場合、濃い陽性がでたら妊娠ですが、薄い場合には可能性は高いものの確定ではありません。数日してからもう一度検査をしてみて、陽性反応が濃くなるようでしたら妊娠です。

また、生理予定日当日から検査できる早期の妊娠検査薬もあります。

病院へはいつ行けばいいの?

一刻も早く病院に行って妊娠を確定させたい!という方もいらっしゃるでしょうが、この時期はまだ胎のうは確認できない場合が多くなります。

最近は市販の妊娠検査薬の精度が高いため、市販品でも病院でも妊娠検査薬の結果は差がありません。

ですので、4週目で受診した場合、検査薬は陽性でも胎のうが確認できず「また1~2週間後にきてください」で終わってしまう事もよくあります。せっかく病院まで行ってがっかりしたくない。という方は、早くとも4週の終わりから5週目の前半を目安に受診される事をおすすめします。

ただし、妊娠初期はお母さんの身体も赤ちゃんもトラブルが起こりやすい時期でもあります。初期流産も約10~15%の確率で起こりますので、出血など不審な事があればなるべく早くお医者さんに相談してください。

流産となるとご自分を責めてしまうお母さんがほとんどでしょうが、妊娠4週ごろの流産は母体に原因がある事は珍しく、赤ちゃんに先天的な異常があって育つことができなかった場合がほとんどです。

赤ちゃんに先天的異常があるのは珍しい事ではなく、健康な男女の精子と卵子でもかなりの確率でおこり、育つことが難しいために自然と淘汰され着床に失敗したり、初期流産したりします。

これは妊婦さんが身体を大事にしても防げるものではありませんし、以後の妊娠に悪影響もありませんので、がっかりされるでしょうが気落ちしすぎないでください。

何度も初期流産を繰り返す場合には、妊娠継続を助けるような治療ができる事もありますので産婦人科で相談してください。