妊娠5週目になると、生理から1週間遅れたことで妊娠に気づく人も多いことでしょう。妊娠にすでに感づいていた人も胎嚢が確認でき、つわりの症状が出て、赤ちゃんがお腹にいることをますます実感できる時期だと思います。この頃の赤ちゃんの様子や気になることを紹介していこうと思います。

5ミリくらいに!ぐんぐん大きくなる赤ちゃん

この頃の赤ちゃんは「胎芽(たいが)」と呼び、まだ人の形をしていません。骨の形成が始まり人としての構造が出来始める妊娠10週目くらいまでを胎芽期と言い、その後は胎児と呼ばれるようになります。

妊娠5週目の初めのころの胎芽の大きさは2ミリほどですが、週末になると4~5ミリほどに成長します。数日間で倍以上の大きさになるのです。

その胎芽を包む小さな袋を「胎嚢(たいのう)」と言い、この胎嚢は超音波検査で確認出来るようになります。

胎嚢が確認されれば子宮外妊娠の可能性はなくなります。子宮外妊娠は子宮内膜以外の場所に受精卵が着床してしまうこと。子宮外妊娠だった場合、そのまま放置しておくと卵管が破裂してしまうこともあり、残念ですがこの場合は赤ちゃんを諦める必要があります。

赤ちゃんの心拍が確認されればひとまず安心!

産婦人科に行って胎嚢が確認されても、赤ちゃんの心臓の音「心拍」が確認出来なければ、ママも不安に思うかもしれません。

産婦人科もこの心拍を確認出来て初めて「妊娠おめでとうございます」と言ってくれるところも。心臓が動き正常に妊娠していることが分かると、流産の確率も15%から5%ほどに減りひとまず安心できます。

ただし心拍が確認できる時期は個人差があるため、妊娠5週目で確認出来なくてもあせる必要はありません!

人によってはつわりが始まる時期

つわりを経験する多くの人が妊娠5週目から7週目頃に始まっています。つわりは個人差が多く、妊娠中全くつわりが無い人もいれば、入院が必要なほど重度のつわりに悩まされる人もいます。つわりの原因は分かっておらず、つわりを完全になくすことはできません。食べ物を口にするのが辛い人もいますが、無理をせずに食べたいものを食べられる時に少しずつ取るようにしましょう。

またこの頃から食の好みが変わってくることもあります。酸っぱいものや、トマトやグレープフルーツばかり食べたくなる人がいたり、フライドポテトが異常に恋しくなったという人まで。食事のポイントは水分を多く摂り、多少食事のバランスが悪くても気にせず、できるだけ空腹にならないようにすると良いでしょう。

また赤ちゃんの脳や神経を作るのに大切な栄養素である葉酸は積極的に摂取するよう心がけましょう。ほうれん草やアスパラガスに多く含まれていますが、サプリだと毎日手軽に摂取することができますよ。

気を付けたい薬のこと

妊娠5週目前後の期間は「絶対過敏期」とも言われています。赤ちゃんの様々な器官が形成される時期で、ママが飲んだ薬の影響が受けやすい要注意の時期です。強い薬を口にすることで赤ちゃんが奇形になってしまう確率もゼロではないのです。体調が悪くても独断で薬を服用することは危険。病院の先生に相談したり、薬剤師さんに妊婦でも安心できる薬を処方してもらうようにしましょう。

ただ妊娠5週目の時点で妊娠していることに気が付かず薬を服用してしまい、あとから慌ててしまうケースもあります。市販薬を規定の量、数日間服用した程度であれば極度に心配しすぎる必要はありません。
妊娠が分かっているのであれば、赤ちゃんのためにもできる限り薬に気を配るように心がけ、不安な点はすぐに病院で聞いてみると安心ですね。

周りの人に理解してもらって

妊娠5週目になるとつわりが始まったり、常に眠気に襲われたり、疲れやすくなる人も。お腹に赤ちゃんがいる実感が強く感じるようになり、ママとして喜びや不安を感じやすくなります。そんな体の変化をパパにも理解してもらうようにし、家事は分担して無理をしないようにしましょう。

働いている人は上司には事情を説明しておくといざという時に安心です。職場には安定期に入る頃に妊娠を報告する人もいますが、直属の上司には先に伝えておくと良いでしょう。体調不良の時に理解してもらいやすくなり、場合によっては体に負担のかからない業務内容に変えてもらえることも。

お腹の赤ちゃんのためにも頑張り過ぎないように周りに協力してもらいながら、この時期を乗り切りましょう!